ジェットストリーム・サラサも加工しないで使えるローラーボール ファーバーカステルクラシック
記事公開日:2021年6月19日
ファーバーカステルクラシック ローラーボール です。
とても高級なボールペンですが 加工なし で ZEBRA SARASA(サラサ) と 補助パーツが必要ではあるのですが人気商品の 三菱鉛筆 ジェットストリーム も使うことが出来ます。
ジェットストリームは補助パーツがあれば 加工なし で使えます。
使用できるリフィル(替え芯)がいくつもありますのでこちらもご覧ください。
ファーバーカステル クラシック エボニー
ファーバーカステル クラシック エボニー ローラーボールペンです。
日本では一般的には水性ボールペンと言われる筆記具です。
ファーバーカステルにはいろいろなシリーズがありますがこちらのクラシックシリーズはファーバーカステルの最高級シリーズです。
税抜 60,000 円です。純正のリフィルも税抜 800 円(価格は 2022年8月 時点)と高級品です。
エボニー(黒檀)は硬く重量があり、耐久性に優れており、家具などにも用いらることで有名です。
日本の身近なところですと仏壇の材料もエボニーが多いですよね。
金属部分はプラチナコーティングされており高級感があり、手にすると思わずうっとりしてしまいます。
私はネットでいろいろ使って(セール時期&ショップのポイント利用)2020年の年末に 3万円台で購入できました。
以前から欲しかったので、思い切って購入しました。
重さは約 40g ありずっしりと重いです。
新ロゴです。
木製軸のペンはひび割れを起こしそうという理由で敬遠していたのですが、木製軸 いいですね。
程よいザラつきによるグリップ感と手に馴染むところ、そして、木のあたたか味を感じます。
念の為、ひび割れ等が怖いので私はメンテナンスでみつろうクリームをたまに(2ヶ月に1度程度)塗っています。
ファーバーカステルはある程度のモデルになるとクリップにバネが付いているのでありがたいです。
スーツのポケットに差しても生地を痛めません。
サイズ・重さ
簡単なスペック
計測箇所 | サイズ |
全長 | 138mm |
キャップをはずした長さ | 126mm(※ 1) |
キャップのみの長さ | 57mm |
胴軸最大径 | 11mm |
キャップ最大径 | 14.5mm(※ 2) |
キャップ口径 | 12.5mm(※ 3) |
※1:ペン先から出ているリフィルを除いた長さ
※2:キャップの先頭(天冠部分)
※3:キャップの下
計量パーツ | 重量 |
全体 | 40.7g |
軸部のみ | 26.0g |
キャップのみ | 14.7g |
作り
既に記載しましたが、同軸は木製(エボニー)で金属部分は真鍮にプラチナコーティングがされています。
黒と銀というシンプルながら上品なデザインが特徴的です。
美しく繊細な溝が刻みこまれています。
インド・セイロンなどの南アジアを産地とする良材、エボニーが使われています。
使い込むうちにキレイな艶が生まれ、味わいが増していくボディと木の温かみは、一度手にしたら離せなくなります。
キャップはネジ式で、胴軸と首軸のネジの素材がどちらも金属であるため耐久性はかなり高そうです。
これが結構ストレスです。
しかし、これはマステを細く切って巻くことによって解消できます。
私はmtのマットブラックスリムタイプを使っています。
他の色より若干、柔らかく、ふわっとして、厚みがありネジに絡み、緩みにくくなります。
下の画像の矢印ところにマスキングテープを貼っています。
使用しているマスキングテープです。
カッターで細く切って巻いています。
少しふんわりしたテープなのでかみ合ってくれます。
バランス
金属製のキャップなので重く、かなり後ろに持っていかれて書き辛いです。
疲れます。
キャップははずして使うことをおすすめします。
重心位置の2画像です。
下の画像はキャップポストしない時の重心です。
下の画像はキャップポストした時の重心(後ろすぎる…)です。
まとめ
最近では少し違った形ですが「木軸」が流行っています。
エボニーは「杢を楽しむ」という材質ではありませんが、木のぬくもりは十分に感じることができる材質です。
木と金属が融合された価値のある 1本、ファーバーカステル クラシック エボニー ローラーボールペン でした。
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冒頭にも記載しましたがいろいろな他社製リフィルを使用できます。
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