ラミー2000[LAMY2000]ローラーボールでゲルインクを使う
記事公開日:2021年6月28日
ラミー2000[LAMY2000]ローラーボール の替え芯でゲルインクを使用する方法です。
ラミー2000[LAMY2000] は互換性が高く、いろいろ使えるリフィル(替え芯)が多いので持っているととても重宝します。
加工しなくても、ユニボールシグノ、エナージェル 等のゲルインクを使う方法を掲載していますのでご覧ください。
ラミー2000[LAMY2000]
ラミー2000[LAMY2000]ローラーボールです。
詳細は別の記事で紹介していますのでご覧ください。
> ラミー2000[LAMY2000]ローラーボール とは?(ブログ内のリンクです)
※ : Amazonカスタマーレビューに移動します
ゲルインクを使用するには?
日本のゲルインクと言えば、書き味が良い、カラーバリエーションが豊富 等特徴があり、書くことを楽しくしてくれるものが数多く発売されています。
ゲルインクの特性として水性ボールペンと比較した場合、耐水性に優れている といった点もあります。
ラミー2000[LAMY2000] で日本製のゲルインクの替え芯が使用できます。
使用する方法ですが、そのままでは使えないので補助パーツを 作成するパターン と 作成しないパターン の中で さらに 2パターン の 計 3 パターンあります。
(2021年8月21日 作成しないパターン を 1つ 追記しました)
補助パーツを 作成するパターン
補助パーツを作成します。
加工する際、私が使用しているツールは下記の記事をご覧ください。
> ホビールーター (ブログ内のリンクです)
使うリフィルに若干 左右されるのですが長さが 3.9mm から 4mm の筒状のパーツを作成します。
上の画像の左側が使い終わった ゲルインク のリフィルを切断したもの、右側は割り箸を切断したものとなります。
このパーツをマスキングテープ等でリフィルの後ろに付けて ラミー2000[LAMY2000] ローラーボール にセットするだけです。
簡単です。
マスキングテープは使用なくても問題はありません。
ノック式の消しゴムを切って代用が可能とは思うのですが、消しゴムの特性で軸が溶ける等も懸念されるので私は行っていません。
補助パーツを 作成しないパターン その1
補助パーツを準備します。2パターンあります。
準備するものは下記の記事をご覧ください。
> お世話になっているパーツ (ブログ内のリンクです)
こちらの方がパーツを用意するだけなので簡単です。
同様に下の画像のようにセットします。
この 白いパーツは パイロットゲルインク(LG2RF、LP2RF)に使用されているパーツです。
このパーツは 黒、赤、青、白… と何色か存在します。
これを手に入れる方が面倒等のご意見があるかもしれませんが「加工不要で使用できる」ということでお許しください。
セットした状態
上の画像が 三菱鉛筆リフィル UMR-85E に パイロットのパーツ をセットした状態です。
入るのは 0.5mm にも満たないのですがはまります。
動かないほどしっかりはまるわけではなく、少しだけ入る感じです。
軽くマスキングテープで止めてもいいですしそのままでもいいです。
これを ラミー2000[LAMY2000] ローラーボールにセットすれば使用できます。
私はマスキングテープで止めないでそのままセットしています。
理由として、リフィルに補助パーツがしっかりはまっていないため若干の遊びがあります。
その遊びのおかげで筆記時に力が入るとクッションの役目をしてくれます。
補助パーツを 作成しないパターン その2
6mm 程度の球体を使うことにより使うことができるようになります。
例えば、ビーズ、私の家には天然石(6mm)があったので使用しました。
下の画像がイメージ図です。
- ポイント
上の画像は三菱鉛筆のフィリルで 左が UMR-85E(直径 7mm)、右が UMR-83E(直径 6.6mm) です。
若干太さ、リフィルの厚みが異なります。
左側は パイロットのパーツ が使用可能ですが、右側は使用できません。
この場合、補助パーツを作成しないと使うことができません。
三菱鉛筆以外でも同じメーカー内でもサイズの違いがあることを確認できています(例えば、ぺんてる)。
そもそも別物ということなんでしょうか…。
※ : ラミー2000[LAMY2000]の尻軸の先端の銀色の丸い箇所は内側から強く押すと取れることがありますので注意してください。
これで代用できます
4mm の補助パーツは市販されているもので代用可能です。
下の画像にあるものです。
「スペーサー」です。画像のものは 外径 6mm 、長さ 4mm です。
下記の「まとめ」の一覧にある A の項目が「4mm」のものはこの代用品で使用可能になります。
スペーサー 4mm 10個入
※ : およそ 300円 です
まとめ
以上が名作 ラミー2000[LAMY2000] ローラーボールでゲルインクを使う方法でした。
他社メーカーのリフィルを使うことは メーカー推奨の使い方ではありませんので自己責任でお願いいたします。
> カスタマイズ時の注意点はこちら をご覧ください
使用可否のパターン表を記載しておきます。
私が現在、所有していたもののみでの確認となります。
この一覧は可能な限り更新します。
もしかしたら、別ページに移動するかもしれません。
(最終更新日:2021年8月8日)
メーカー | 型番 | A | B | C |
三菱鉛筆 | UMR-82、38S、05S | 4mm | × | × |
UMR-83、83E | 4mm | ○ | × | |
UMR-85E、85N、 URR-100-xx | 4mm | ○ | ○ | |
UMR-87、87E | 4mm | ○ | △ ※2 | |
ぺんてる | KRN4 | 3.9mm | × | ○ |
KLR5、LR7、LR10 | 4mm | ○ | ○ | |
ZEBRA | JF-0.4、0.5、0.7、1.0 JLV-0.5 | 3.9mm(※3) | × | × |
コクヨ | PRR-EG50 | 4mm | × | × |
A:自作 補助パーツ が必要な場合の必要な長さ(私のおすすめの長さ)
※ ペン先の出ている長さには好みがあると思いますので、長めから好みで削って調節してください
B:パイロットのパーツで使用可能か。「○」使用可、「×」使用不可
C:6mm 程度の球体で使用可能か。「○」使用可、「×」使用不可
※1:パーツがはまらないのでマスキングテープで固定すれば可能。
※2:若干ゆるい
※3:使用可能ですが、ペン先があまり出ないのでバランスが悪く感じ、個人的にはあまりおすすめしません。
共通事項として、口金とペン先に隙間がありますのでグラつきが気になる方はマステ等で対応してください。
おすすめのマスキングテープはこちらをご覧ください。
> おすすめのマスキングテープ (ブログ内のリンクです)
やっぱり ラミー2000[LAMY2000] はカッコいいです。
スペーサー 4mm 10個入
※ : およそ 300円 です
こちらも様々なゲルインクを使うことができるITOYAイレーサブルボールペンの記事です。