ローラーボール ラミー2000[LAMY2000]|レビュー|ジェットストリームも加工なしで使えます
記事公開日:2021年6月28日
ラミー2000[LAMY2000] ローラーボール です。
ワンランク上のペンとしておすすめできるペンです。
さらに、少しのカスタマイズで 低粘度インク(ジェットストリーム、アクロインキ、ビクーニャインキ)、ゲルインク(ユニボールシグノ、エナーゲル 等)を使うことができ、大変おすすめできる ローラーボールペン です。
私は 現役の中で最強のローラーボール だと思っています。
たくさんの他社製リフィル(替え芯)を使うことができますが、この記事では本体のみの紹介となります。
カスタマイズの記事一覧 は下記となりますので合わせてご覧ください。
こちらは少し前に発売された ラミーイデオス(ideos)ボールペン です。
こちらもご覧ください。
ラミー2000[LAMY2000]
ラミー2000[LAMY2000]ローラーボールです。
ラミー[LAMY]は高いデザイン性と機能性を併せ持ったドイツの筆記具メーカーです。
そしてこのラミー2000のデザインを 50年 以上前(1966年)に作ったというのですから驚きです。
ラミ-2000の ”2000” は「2000年になっても色褪せないように」という思いが込められています。
2021年の今でさえ、近未来的なイメージを持ってしまうほど洗練されたデザインですよね。
特徴
特徴はやはりヘアライン加工でしょうか。
樹脂軸ではありますがヘアライン加工が施されていてなめらかな曲線ため非常に手に馴染みます。
先端のメタル部分もヘアライン加工され、派手ではないですがアクセントとなっており、この 2色のバランスが絶妙です。
そして、このメタル部分と樹脂部分を指で触ってもわからないほど段差がなく一体化されています。
爪でなぞってなんとかわかる程度の段差しかありません。
ラミーの商品へのこだわり、技術の高さを感じます。
サイズ・重さ
計測箇所 | サイズ |
全長 | 138mm |
キャップをはずした長さ | 118mm |
キャップのみの長さ | 64mm |
胴軸最大径 | 13mm |
キャップ最大径(クリップは除く) | 14mm |
計量パーツ | 重量 |
全体(リフィルなし) | 20.2g |
キャップのみ | 8.8g |
作り
既に記載しましたが、全体にヘアライン加工がされています。
基本的に樹脂製ですがクリップ部分と口金部分は金属です。
クリップにはバネが仕込まれていてポケットに挟む際には生地を痛めることがありません。
キャップは嵌合式です。
キャップをしめる時、最後に「カチッ」と音がするのですが、この音が心地よいです。
イメージ的には「ポチッ」の方が近いかも…。
バランス
筆記の際は、キャップポストしても、しなくてもどちらもバランスがとてもいいです。
口金が金属なので「前重心?」と思いますがちょうどいいです。
バランスも良いのですが軸が太めで流線型のため自然に手で包み込むような持ち方になり、手にフィットし長時間の筆記でも疲れません。
重心位置の2画像です。
まず、キャップポストした場合の重心はキャップとの境目付近です。
キャップポストしない場合、真ん中より前付近。一番太いところの少し前です。
気になるところ
カッコいい ラミー2000 ですが気になる所がないわけではありません。
個人的には下記の点が気になります。
※ 1:私はヤスリ(1500番)で削っています。
削ったところで以降にキズを付けないかというと、ゼロにはならないですが削っています。
触ると痛いので…。
※ 2:ヘアライン加工自体、とても細かい加工ですし、樹脂製なのでなおさら削れるのも仕方ないかも知れません。
経年変化として楽しむくらいの心に余裕があるといいんですかね。
もしかすると ”もう1本買ってね!” というメーカー側からのメッセージでしょうか?
まとめ
ラミー2000 ローラーボールでした。
50年 以上も愛されている理由がわかる気がします。
ラミー2000 だけでも素晴らしいのですが、冒頭にも記載しました通り、いろいろな日本製リフィルを使用できます。
使い勝手のいいローラーボールです。
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どちらもブログ内のリンクです。
【兄弟サイトに移動します】
ラミー2000 万年筆の記事 です。