ITOYA ROMEO(ロメオ)NO.3をアクロインキにカスタマイズ(BRFN-30)
記事公開日:2021年9月3日

「No.3でアクロインキ使えないかな…」と思ったことはないでしょうか?

”加工しない”、”工具を使わない” で ITOYA ROMEO(ロメオ)NO.3ボールペン で パイロット アクロインキ(BRFN-30-x)を使うカスタマイズ方法(改造方法)です。
ITOYA ROMEO(ロメオ)NO.3 はリフィルが「G2規格」なので 三菱鉛筆 ジェットストリーム が使えます。そのため「アクロインキを使おう!」という需要は少ないかもしれませんが、選択の幅があってもいいのかなと思います。
ジェットストリームの黒は赤味がかっているのに対して、アクロインキは真っ黒なので個人的には好きです。
ITOYA ROMEO(ロメオ)NO.3

ITOYA ROMEO(ロメオ)NO.3 ボールペン です。バランスが良く非常に書きやすいボールペンです。詳細なスペック等はこちらの記事で紹介していますのでご覧ください。
(ブログ内のリンクです)
アクロインキを使用するには?
パイロット アクロインキ を ITOYA ROMEO(ロメオ)NO.3 を使用するには そのままでは使えないので 補助パーツ を準備する 必要があります。
補助パーツを準備する
スペーサー
下の画像にある 「市販されているもの」+ 「マスキングテープ」等で使えるようになります。
「スペーサー」というものです。画像のものは 外径 6mm 、長さ 15mm ですが
ITOYA ROMEO(ロメオ)NO.3 で使用するものは長さ「10mm」もしくは「11mm」です。

スペーサーをアクロインキのリフィルの後方にマスキングテープ等で固定して使用します。

ペン先の出方
下記の 2枚の画像をご覧ください。
伝わりにくいかもしれませんが 画像 1 のペン先の出方が少しだけ短いです(ほんの少しです)。
ここは好みになりますので良いと思う方を選択してください。
画像 1 10mm を使用した場合

画像 2 11mm を使用した場合

スペーサー 10mm 10個入
スペーサー 11mm 10個入
ポイント
使用する際にポイントが 3つ あります。
ポイント1
バネの向き
ポイント2
スペーサー固定の際のテープの巻き方
ポイント3
ペン先
ポイント1 について
バネの向きを元々セットしてある方向と逆にセットします。
下の画像の赤丸の方をリフィル側にしてセットです。

ポイント2 について
リフィルにスペーサーをテープで固定する場合、最低限の量で固定してください。
理由は巻き過ぎると 芯の出し入れができなくなる からです。
使用するテープの厚みで出し入れ出来ない場合、テープで固定しなくても問題ありません。
テープで固定するのは リフィルを交換する際に面倒にならない様にしている だけです。
※:面倒というのは小さいパーツなので転がってなくなったりすること
ポイント3 について
本当に僅かなのですが、G2規格のリフィルとパイロットのリフィルを比較した場合、パイロットの方がペン先が若干細いです。
そのため、筆記の際、少しカチカチ音(金属音)がします。
これはマスキングテープを一巻き程度すると改善されます。
気にならない方はそのままでも問題ありません。
おすすめのマスキングテープはこちらの記事をご覧ください。
(ブログ内のリンクです)

番外編…
加工なし、工具を使わない というのを最初に謳っているので裏情報として記載しておきます。
もちろん、補助パーツは自作することも出来ます。
自作するので 工具 と 手間 がかかります。
補助パーツを作成する場合は下記の記事をご覧ください。
(ブログ内のリンクです)

まとめ
以上が ITOYA ROMEO(ロメオ)NO.3 で パイロット アクロインキ(BRFN-30) を使う方法でした。
ITOYA ROMEO NO.3でアクロインキを使うには?
■ 「スペーサー」で使えるようになる
■ スペーサーの長さは「10mm」または「11mm」
ITOYA ROMEO(ロメオ)NO.3 で 4C規格ではない(正確にはD型) アクロインキ が使えるのでコスパも良くおすすめです。試してみてください。
ただし…
メーカー推奨の使い方ではありませんので自己責任でお願いいたします。
> カスタマイズ時の注意点はこちら をご覧ください
スペーサー 10mm 10個入
スペーサー 11mm 10個入
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