HBWA5サイズ リフィル自作で万年筆を使う
記事公開日:2021.06.23
![](https://kamitopen.info/wp-content/uploads/2022/10/img-paper-cutter-900x600.jpg)
私がカスタマイズして使用しているシステム手帳のリフィルについて紹介します。
HBWA5(HB×WA5)サイズをお使いで「リフィルの紙質がなぁ…」と感じている人は参考にしてください。
私はスケジュール帳も自作して快適に使用しています。
HB×WA5 の大きさ = 170mm × 148mm
H(高さ)が B(バイブルサイズ[170mm])× W(横幅)がA5(A5サイズ[148mm])を意味しています
![HB×WA5 システム手帳](https://kamitopen.info/wp-content/uploads/2021/06/HB×WA5-1.jpg)
■ 気持ちよく万年筆が使える HB×WA5 サイズ メモリフィル の作り方
私のシステム手帳
システム手帳にはいろいろなサイズがあります。
A5、HB×WA5、バイブル、mini6、mini5 発売元によって呼び方は異なるかもしれませんがざっとこのようなものです。
大きさの詳細は本題ではないのでここでは割愛します。
HB×WA5 サイズを使用
私は HB×WA5 サイズを使用しています。
他のサイズであれば、トモエリバーであったり、ノーブルノートといった紙(ノート)としてメジャーなものもあります。
その他の商品でも万年筆が使えるような紙質のものもあります。
HB×WA5 サイズはリフィルの種類が少ない
HB×WA5 は後発サイズなためリフィルの種類が非常に少ないです。
”後発” より ”ASHFORD 独自サイズ” と言った方が正しいのかもしれません(他にもう 1社も出してはいます)。
その上、万年筆を使うとなると紙を選ぶのでさらに範囲が狭まります。
狭まるどころか万年筆に合う紙質のリフィルがありません。
「ないなら作ろう!」精神で私はカスタマイズしています。
カスタマイズと言っても大したことはしていません。
紙選びのポイント
リフィルのもととなる紙選び(ノート選び)の基準としては下記をポイントとしました。
■ 万年筆が使える(にじまない)
■ 加工がしやすい(手順が少なくてすむ)
■ 手に入りやすい
いろいろ試して、私が使用しているモノのがこちらです(2022.12 時点)。
![](https://kamitopen.info/wp-content/uploads/2021/06/Thinking-Power-Notebook-900x675.jpg)
ツバメノートから発売されている「A5ノート横型 ネイチャー Thinking Power Notebook」です。
紙の厚さは 0.104mm です。素人測定ですので参考程度でお願いします。
これをカッターで切って、パンチで穴を開けて使用しています。
万年筆が使える
こちらは外せません。
万年筆が使える条件としていろいろあるとは思うのですが
私は「にじみにくい」、「裏抜けしにくい」、「ほどよく引っかかる」を条件にしました。
下が実際に書いた文字のアップですが、さすがはツバメノート、にじみがほぼないです。
にじみやすいと言われているパイロットの色彩雫シリーズでも気になりません。
ほどよく硬い紙質もシステム手帳には合いますし、薄い水色の線も気に入っています。
下の画像は色彩雫 秋桜をセーラー万年筆 Zoom ニブで書いています。
![](https://kamitopen.info/wp-content/uploads/2021/06/Thinking-Power-Notebook-up2.jpg)
手に入りやすい
以前は 私がたまに行くLOFT でも売っていたのですが今は店頭にはないのかな…。
ただ今はあまり外出したくない時期ですし、ネットショップで検索して、すぐ見つかるので問題なしです。
トモエリバーも現在の形での生産は中止のようですし
もしかしたらこれも?!それは困るな。次点はニーモシネかな…。
ペーパーレスの時代に紙を使って嗜む万年筆は贅沢の極みですよね。
加工がしやすい
「HB×WA5」は 「H(高さ)」が ”バイブルサイズ” で「W(横)」が ”A5” サイズの略です。
このノートは A5 サイズなので 1箇所カッター(170mm×148mmサイズ)で切って
パンチで穴を開ければ出来上がりです。
カッターが間違いない!
以前は丸い刃が付いていて紙を切る専用のモノを使ったりしました。
しかし、カッターの方が失敗なく、真っ直ぐ切れて一番安心です。
使用しているパンチ
使用しているパンチがこちらです。
![PLUS PU-601 パンチ](https://kamitopen.info/wp-content/uploads/2021/06/plus-PU-601.jpg)
以前はシステム手帳に挟むことのできる 1枚用を使用していましたが、さずがに 1枚ずつはしんどいのと、何よりパンチした穴が美しくないのでこれに変更しました。
システム手帳のサイズに合わせて穴の幅を変更できるのでおすすめです。
下の画像の通り、パンチ穴の位置を変更できます。
![](https://kamitopen.info/wp-content/uploads/2021/06/plus-PU-601-2-1024x768.jpg)
難点としては紙をセットする位置を合わせるのが微妙にずれる事があることです。
目印の線に幅があるのと紙との距離が少しあるのでズレてしまいます。
下の画像がA5サイズとして試しに紙を挟んだ状態。
この間隔(黄色の矢印のところ)が少しあります。
![](https://kamitopen.info/wp-content/uploads/2021/06/plus-PU-601-4.jpg)
下のグレーの所に、もう少し細い線を付けてくれたらズレも少なくなっていいのに、と思います。
まとめ
システム手帳のリフィルとしての紹介でしたが、そのまま万年筆に使うノートとしてもおすすめです。
定番商品としてリフィルがツバメノートから出ないかなぁ…。
下のリンクはノートとパンチの各サイトのリンクです。
価格別におすすめの万年筆を掲載しています。
![おすすめ 万年筆一覧【価格別】1,000円台から10万円台まで価格別に掲載](https://kamitopen.info/wp-content/uploads/2022/09/img-desk-320x180.jpg)
高級ノートとして使えるA5サイズのシステム手帳。PLOTTERの記事です。
![システム手帳(A5サイズ)を高級ノートとして使う(PLOTTER|システム手帳)](https://kamitopen.info/wp-content/uploads/2022/08/plotter-back-cover-320x180.jpg)
紙の厚さをmm単位で調べました。
![紙の厚さって「g/㎡」? 紙の厚さ一覧(0.001mm単位(疑似))](https://kamitopen.info/wp-content/uploads/2021/07/坪量.jpg)