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万年筆

【レビュー】Goat-X800 真鍮 万年筆(3952ボンアルテック(台湾)|万年筆)経年変化が楽しめる

紙とペンのブログ管理者
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記事公開日:2023.03.17

台湾の文具メーカーの商品はこれまでいくつか所有していましたが、今回は ”3952ボンアルテック” の万年筆をはじめてお迎えしました。
pinkoi で購入しました(下記、「pinkoi とは?」参照)。

販売されている商品は全体的にレトロな雰囲気です。
日本でも人気の木軸万年筆もたくさんあります。

価格帯としては 1万円程度の物から最高16万円程度のものまでラインナップされています。

購入はこちら(販売サイト pinkoi のリンクです)

pinkoi とは?

台湾発のアジア最大級のグローバル通販サイトで、世界各国のデザインプロダクトをデザイナーから直接購入可能なサイト

日本でいう「Creema」や「minne」をイメージしていただくと想像しやすいと思います。

はじめての真鍮万年筆

一部に真鍮が使われている文房具は所有していましたが、万年筆、しかも、すべて真鍮製の文房具は個人的にはじめてです。

ずっしり重さのある 1本(約50g)。

この記事でわかること

■ 3952ボンアルテック Goat-X800 真鍮 万年筆 の特徴・スペック

3952ボンアルテック Goat-X800 真鍮 万年筆

3952ボンアルテック とは?

台湾30年の万年筆デザインブランド
誰の字でも独特なスタイルと個性があります。初心者でも万年筆愛好家でも、老山羊では誰でも自分にぴったりのペンを見つけることができます。私たちは特別で記念に残るギフトをお探しの方に提供することに力を注いでいます!

若干、日本語に違和感を感じるので自動変換された文章かもしれません。

pinkoi(※)プロフィールより引用 。
pinkoiはこちら

天然螺鈿 万年筆の記事です。

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作り

真鍮製軸の万年筆。
カートリッジ/コンバーター両用式。欧州規格です。
コンバーターは付属しています。

もともとはカリグラフィー用にカスタマイズされていたBOCK社のスチールニブが装着されていましたが、同じくBOCK社のチタン製のペン先(ニブ)に変更しています。

ペン先は接着剤等で固定されておらず、ペン先ユニット(※)ごと着脱可能 です。
※:ペン先ユニット ~「ニブ+ペン芯+ソケット(ハウジング)」を指します

真鍮製の万年筆で有名なものといえば、カヴェコの万年筆、トラベラーズノートファクトリーの万年筆でしょうか。
上記、2つと比較すると価格は高め(約18,000円)です。

はじめは下の画像のスチール製のペン先(ニブ)がセットされていました。
カリグラフィーというよりも セーラー万年筆の ”ふでDEまんねん” といわれた方が個人的にはしっくりきます。
追々使おうと思っています。

輝く真鍮

ペン先とキャップのネジ山以外すべて真鍮です。

首軸、尻軸の接続部も両方真鍮製でしっかりした作り。
回転感(回転フィール)もここちよい金属の接触音がGoodです。

気になったところ

唯一、気になったところ。
キャップをしめる時、下の画像辺りで一度引っかかりがあります。
そこからもう一段階押し込んでネジをしめる感じです。

おそらく、下の画像の矢印のところに引っかかるのだと思われます。
少しずつ馴染んできているようにも感じますが、気になりました。

ペン先以外で真鍮以外の箇所はここのみです。

経年変化が楽しみ

真鍮製品なので最初はピッカピカ。
”金” といわれてもすぐにはわからないですよね。

コーティングはされていないので経年変化が楽しみです。

この記事を書いている今現在(お迎え10日経過)も少しずつですが変化してきています。
写真を撮影したのは到着した日です。

クリップ

クリップには硬めのバネが仕込まれているようで上下に動かすことが可能。
ほどよい硬さです。

台湾最高峰の ”玉山” の標高「3952」(m)が刻印されています。
プラチナ万年筆(3776)、モンブラン(4810)の刻印と同じニュアンスですね。

ペン先

すでに記載しましたが、もともとはカリグラフィー(※1)用にカスタマイズされていたスチールニブが装着されていました。
カリグラフィーニブは使いこなせないので、通常の形状のドイツBOCK社のチタン製のペン先に変更しています(実はそのために購入しました)。
※1:カリグラフィー とは ~ 「美しい書き物」という意味のギリシャ語で、アルファベットを独特のタッチで書く手法

ペン先は接着剤等で固定されておらず、ペン先ユニット(※2)ごと着脱可能 です。
※2:ペン先ユニット ~「ニブ+ペン芯+ソケット(ハウジング)」を指します

少し反っているようにも見えます。
ペン先(ニブ)に関しては別の記事で掲載しています。

ペン先の素材による書き味の違いを調査しました。

こちらもおすすめ
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【比較】素材による書き味(硬さ)の違い(BOCK 250(6号/#6)14金、チタン、ステンレス)

重心

キャップポストしないとほぼ中心に重心があります。
キャップポストすると少し高重心。

キャップポストしても極端な高重心ではありませんが、個人的にはキャップポストしない方が書きやすいです。

キャップポストしない場合の重心位置。

キャップポストした場合の重心位置。

サイズ・重さ

長さ144mm
軸のみの長さ126mm
キャップポストした長さ174mm
軸最大径14.4mm
キャップ最大径
(クリップは含まず)
15.0mm
重さ
(コンバーターを含め全体)
50.9.g
キャップのみ21.7g
軸部のみ29.2g

購入について

3952ボンアルテック は台湾のメーカーかつ台湾のショップのため下記の点が国内での購入と異なります。

 送料が高い

 到着までに時間が必要

 商品(+送料)の金額によっては関税が必要

送料と到着までの期間

送料は国内と比較すると高めです。
お届けまでの期間が短いほど高くなります。

下の表が掲載されている配送方法による価格。
3つ目の「SFエクスプレス」以降、金額が同じです。どういうことでしょう…。

配送方法金額期間(発送通知後)
郵便局(国際eパケット)1,170円約 6 ~ 9 日
郵便局(EMS)(※)1,970円約 3 ~ 5 日
SFエクスプレス7,020円約 2 ~ 4 日
通常配送7,020円約 1 ~ 14 日
デザイナー指定の配送業者7,020円記載なし
郵便局(GMO後払い決済)7,020円約 1 ~ 14 日
お急ぎ便7,020円記載なし

2023.03 購入時点の金額

私は上の表で「※」印が付いた ”郵便局(EMS)” でお願いしました。
発送通知後、4日後に到着しました。

関税

今回購入した「商品代金+送料」でおよそ20,000円だったため、関税が必要でした。
関税金額は 1,700円(関税、消費税:1,500円、税関手数料:200円)でした。

郵便局員さんが自宅に届けてくれたのですが、その際に現金で支払いました。

まとめ

これまでは樹脂製の万年筆ばかり購入していました。市販されているものの多くが樹脂軸なので当然といえば当然ではあります。
ですが、最近は金属軸ブームが私の中で来ています。

ずっしりと重たい万年筆。
もともとある程度重みのあるペンが好きでした。重量のあるペンの安定感が好きです。
”壊れにくそう” という安心感もいいです。

そして、”3952ボンアルテック” を選択した理由のひとつとして ”BOCK社 6号ニブ” であるという点でした。
ただ、接着剤等で固定されていない保証はありませんでしたが、運よく固定されておらず着脱可能でした。

BOCK社のニブ、JOWO社のニブは別途購入することができるのでカスタマイズ性が抜群です。

ペン先は接着剤等で固定されておらず、ペン先ユニット(※)ごと着脱可能 です。
※:ペン先ユニット ~「ニブ+ペン芯+ソケット(ハウジング)」を指します

はじめての真鍮軸。経年変化が非常に楽しみです。

日本にはない雰囲気の万年筆もありますのでのぞいてみてください。

pinkoiで購入ができます。
pinkoiはこちら(pinkoiのリンクです)。

pinkoi より商品数は少ないですが Creemaでも購入は可能です。
Creemaはこちら(Creemaのリンクです)。
発送元が「海外」と記載されているので金額によっては関税が必要になると思われますのでご注意ください。
さらに 送料が高い です(「日本 \6,845」との記載 2023.03 購入時点)。

経年変化

同じ条件で撮影するのは難しいので単純に比較はできないと思いますが比較してみました。

まずは購入後 1ヶ月の比較です。1ヶ月でここまで変わるとは思いませんでした。
今後の経年変化が楽しみです。

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ペン先を購入した際の記事です。
この記事で掲載している「チタン製ペン先(ニブ)」もFPnibsで購入しました。

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紙とペンのブログ管理者
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文房具(特に筆記具)が好きなサラリーマン。万年筆は約100本・ボールペンも約100本・シャープペンは約50本、木軸ペン、その他筆記具(フェルトペン、蛍光ペン 等々)も数え切れないほど購入しています。最近は海外のお店から万年筆のペン先を購入し、カスタマイズを楽しんでいます。
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