木軸|神代欅(ジンダイケヤキ) シャープペン(野原工芸|木軸シャープペン)
記事公開日:2024年8月30日
野原工芸 神代欅(ジンダイケヤキ) シャープペンをお迎えしました。
個人的には3本目の野原工芸の木軸ペンです。
以前よりは購入しやすくなった印象ですが、まだまだ人気ですね。短時間で売り切れます。
前回(2023年11月)行われた2024年上半期の申し込みは、すっかり忘れており、販売開始約1時間後に販売日ということを思い出しましたが、当たり前のように売り切れ。
しかし、今回は忘れずに購入できました。そして、はじめてのシャープペン。
さて、神代欅の話に戻ります。
2024年5月に申し込みを行い、2024年8月に手にすることができました。1本目、2本目は約半年後に届きましたが、今回は3ヶ月後ということで早かったです。
箱を開けると欅の独特の香り。神代欅ということで気持ち薄く感じますが、独特の香りが漂います。
神代欅(ジンダイケヤキ)シャープペン
1000年以上の歴史と伝統を現在に受け継ぐ南木曽ろくろ細工。その産地である、長野県の木曽谷に店を構えている野原工芸です。
地域の伝統や、風習を大切にしつつ、時代の移り変わりに敏感に、1つ1つを手作りで丁寧にものづくりをしています。
どんなに機械化されても最後はやっぱり人の手の感覚で仕上げます。使う人の嬉しい顔を見るのが最高のよろこびです。
公式サイトより引用。公式サイトは こちら。
作り
軸は神代欅。シャープ芯径は0.5mm。
神代欅、落ち着いた色合いです。
先端の金属とクリップの色はシルバーとゴールドが選択可能(どちらか一つ)。私はシルバーを選択。
シャープな印象のクリップ。
口金は初期装填はスライド式。「スライド式はグラつく」とどこかで見た気がしましたが私は気になりませんでしたのでこのまま使います。
固定式先金も標準で付属しています。
チューリップウッド スタンダードボールペンをシャープペンにカスタマイズしたもの(芯径0.7mm)と並べてみました。
製図用としては使用しないので個人的にはカスタマイズした先金の形状の方が好きです。
スタンダードボールペンをシャープペンにするカスタムパーツの作り方の記事です。
様々な角度から。
神代欅シャープペンとチューリップウッド スタンダードボールペンを並べてみました。スタンダードボールペンの方が若干大きいです。
スリムボールペンを所有していないのでわかりませんが、スリムボールペンとシャープペンが同じサイズ感だと思われます。
サイズ・重さ
木軸筆記具は同じものはないので参考値です。
「重い」といううわさでしたが、個人的に重いペンが好きなので、想像していたより重くは感じませんでした。
しかし、30g近くあるので長時間の筆記には向かないと思われます。
長さ(※ 1) | 135mm |
最大径(※ 2) | 11.7mm |
重さ | 29.5g |
※ 1 : 芯を出していない状態
※ 2 : クリップ含まず
まとめ
野原工芸 3本目の木軸ペン。
「これが人気のシャープペンか」と思うと同時に「若い人(小中学生?)にどうして人気なんだろう」と思いました。自分が子供の時はキャラクター(アニメのキャラクターやゲームのキャラクター)ものが欲しいと思っていました。時代が変わったのか私の考えが古いのか…。
一部の人達に人気とはいえ、ここまで購入できないとなると相当な人気ですね。
最近では木軸ペンを販売する工房も増えていますが、火付け役はやはり野原工芸ですね。
なかなか手に入りにくい状況はいつまで続くのでしょうか…。
冒頭でも記載しましたが以前よりは購入しやすくなった印象を受けますが、販売数が増えたのか、人気が少しだけ落ち着いてきたのかはわかりません。
今回はお迎えした神代欅。
現状でもツヤやかですが使い込むことでさらにツヤが出ると思うのでツヤを楽しみたいです。
公式サイトで次の予約時期が掲載されていますのでそちらをご覧ください。
公式サイトは こちら。
毎年、5月と10月に予約が規定路線でしょうか。
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