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モンブラン マイスターシュテュック プラチナライン クラシック P164|レビュー(MONT-BLANC|ボールペン)

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記事公開日:2025年2月8日

モンブラン マイスターシュテュック プラチナライン クラシック P164。
モンブランのフラッグシップモデルであるマイスターシュテュックの中でも、人気のボールペンです。

高級感あふれ、まさに世界最高峰。上質なレジン(モンブラン独自のプレシャスレジン)と繊細な形状が融合し、洗練された1本です。

細めの軸なので手帳などと一緒に携帯して使うのにピッタリなサイズ感です。

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マイスターシュテュック プラチナライン クラシック

「傑作」という意味のマイスターシュテュック

飽きのこないデザインで世界中の筆記具ファンの心をつかんで離さないモンブランのマイスターシュテュック。

光沢のある深い漆黒のモンブランオリジナルの「プレシャスレジン」の軸は、品位と気品が漂います。
黒とシルバーの組み合わせの「プラチナライン」は非常にクールな印象です。

モンブランの象徴 ホワイトスター

筆記具にあまり興味のない人でも「お、モンブラン」と気づく、モンブランの象徴のホワイトスターが輝いています。

外観・デザイン

形状

シンプルでありながらも非常に洗練されています。シルエットは流れるような曲線を描き、手にフィットする形状が特徴です。

グリップ部分は細めではありますが、プレシャスレジンは手に吸い付くような感覚があるため、滑りにくく安定した持ち心地を実現しています。

クリップ

モンブラン特有の流麗な曲線を描き、美しいです。その形状は単なる装飾以上の意味を持ち、実用的な機能性も兼ね備えています。

このクリップ部の丸い形状により、厚手の生地でもスムーズに挟むことができます。

機能・使用感

芯の出し方

芯の出し方はツイスト式です。
なめらかな回転で「ニュッ」とペン先が出てきます。ツイスト式なので音を出さずに芯の出し入れが可能です。

替え芯の交換

替え芯の交換はツイスト部からはずして行います。

接続部はキャップチューブ側(クリップの付いている方)が金属で、グリップ側が樹脂です。使いはじめのころは樹脂が少しだけ削れて粉が出てきて「大丈夫か?」と思いますが、しばらくすると出てこなくなります。

どちらも金属製の方が安心はできるとは思います。

バランス

重心位置の画像です。ほぼ中央です。

重量バランスは絶妙で、長時間の筆記でも疲れを感じさせません。ただ、クリップ部が太くはないので、ペンを強く握る人は指が痛くなる可能性があるので注意が必要です。

書き味

通常、ボールペンはある程度立てて筆記しないと書くことができない(50度から60度程度)のですが、モンブランのリフィルはペンを立てても書ける、寝かせ気味でも書けるのが素晴らしいです。

上の画像以上の35度から40度程度に寝かせても筆記可能です。万年筆ユーザーを意識しているのでしょうか…。

昨今の日本製の「低粘度インク」といわれるインクにはかないませんが、モンブランのボールペンは軽い筆圧でも筆記することが可能です。書き出し時に若干、かすれることはあります。

ペン先の形状が少し特徴的です。急に細くなる印象です。

サイズ・重さ

計測箇所サイズ
全長137mm
胴軸最大径 (クリップ除く)12.3mm
同軸最大径10.5mm
計量パーツ重量
全体22.4g

気になるところ

個人的には下記の点が気になります。

気になるところ

■ 若干、軽い(※ 1)
■ 軸のキズが目立ちやすい(※ 2)

※ 1:好みの問題ですがもう少し重い方が書きやすいのではないと感じています
※ 2:軸の色が黒なのでキズが目立ちます

モンブラン ニセモノ(偽物)問題

モンブラン製品はボールペンに限らず、非常に高級です。

少しでも安く入手したいは誰もが思うこと。オークションサイト、フリマサイト等で安く入手できればうれしいですが、その際 切っても切り離せない問題が「ニセモノ問題」 です。

上の画像は正規販売店で購入したものと某フリマサイトで購入したものです。
上が正規販売店で購入したもの、下が某フリマサイトで購入したもの。

いろいろとインターネットで調べたのですが、ニセモノである可能性が残っています。
「ニセモノかも?」と疑われるところは下記の点です。

  1. キャップが分解できない
  2. クリップ裏のPIX刻印が不鮮明な印象
  3. キャップリングにPIX刻印がない

過去の持ち主の方が接着剤等で固定した可能性はあります
キャップを分解することができないのでしっかりと見ることができないのですが刻印された文字が若干、不鮮明な印象を受けます
製造された年代によりさまざまなものがあるようですが、PIXの刻印がありません

製造された年代によりさまざまなマイナーチェンジを行われているようです。すべての違いを把握しているのはメーカーだけです。

4C規格を使いたい方

4C規格が使いたい!」という人は自作のリフィルアダプターの作り方も掲載していますのでこちらの記事をご覧ください。

「4C規格を使いたい!」ではなく「サラサラと筆記したい」が本当の理由かと思います。

モンブランのボールペンのインクは書きやすいインクではありますが、昨今の日本製の低粘度インク(ジェットストリーム、アクロインキ 等)と比較すると、書き始めがかすれたり、筆圧が必要だったりします。

リフィルアダプターは発売もされてはいますが、ペン先の出る長さにこだわりがある方は長さを自分で調節できるのでおすすめです。

4C規格 を モンブラン用ボールペンリフィル(替え芯)のリフィルアダプターの作り方です。

こちらもおすすめ
リフィルアダプターの作り方(4C規格→モンブラン用)
リフィルアダプターの作り方(4C規格→モンブラン用)

リフィルアダプターです。興味のある人はチェックしてみてください。

まとめ

モンブラン マイスターシュテュック P164 は高級筆記具としての価値を十二分に体現した製品です。

ビジネスパーソンやラグジュアリーな筆記具を求める方にとって、間違いなく満足のいく選択となるでしょう。

一生モノのボールペンを探している方にはおすすめできる1本です。

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文房具(特に筆記具)が好きなサラリーマン。万年筆142本(2025年1月時点)、ボールペンも約100本・シャープペンは約50本、木軸ペン、その他筆記具(フェルトペン、蛍光ペン 等々)も数え切れないほど購入しています。最近は海外のお店から万年筆のペン先を購入し、カスタマイズを楽しんでいます。壊してしまった万年筆が何本もあります。
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