ワンランク上の青軸ボールペン|違ったタイプから 3選
記事公開日:2021年7月20日

高級感の漂う、ワンランク上の青軸ボールペン3本です。
爽やかな青軸ボールペン。「青軸 × 銀」のもので少し違ったタイプのものをピックアップしました。
■ 3商品の特徴・スペック
■ 3商品の気になるところ・いいところ
こだわりの青軸ボールペン
パイロット RAIZ とは?
これ以降、RAIZ と記載します。
日本三大万年筆メーカーの売上トップ企業のパイロットコーポーレーションが 2019年 に発売した商品です。
日本製の高価格帯(1万円以上)のボールペンの中では珍しく「地味ではない軸」です。
「RAIZ(ライズ)」とは「Horizon(水平線・境界線)」と「Raise(上昇させる)」をかけ合わせ、自身の可能性を追求する人になって欲しい、という願いが込められているそうです。
ITOYA ROMEO(ロメオ)NO.3(太軸) とは?
これ以降、NO.3 と記載します。
銀座伊東屋のオリジナルブランド ROMEO(ロメオ)のボールペンです。
文房具が好きな人ならご存知と思いますが、伊東屋は1904 (明治37) 年に創業した銀座に本店を構える文房具店です。
店舗にはいつもセンスの良い商品が並んでいますが、さらに自社で商品も開発しています。
その商品の 一つ がこの「ROMEO(ロメオ)NO.3」です。
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NO.3 とは?
第一印象
バランス
価格・仕様、サイズ・仕様
気になるところ・いいところ
この記事は比較記事ですが詳細記事があります。
レオナルド フローレ とは?
これ以降、フローレ と記載します。
レオナルド(LEONARDO OFFICINA ITALIANA)はイタリアのメーカーです。
惜しまれつつ廃業してしまったデルタの後継会社とされているレオナルド。
デルタの創業者の一人、チロ・マトローネ氏の息子、サルバトーレ・マトローネ氏が父の技術を継承し、2018年 に設立されたイタリアメーカーです。
レオナルドのフローレです。
世界一美しいと言われるアマルフィ海岸の情景からイメージして作られたシリーズです。
カッコいいです。日本製品にはなかなかない美しいレジンでうっとりです。
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フローレ とは?
第一印象
バランス
価格・仕様、サイズ・仕様
気になるところ・いいところ
特徴・商品スペック情報
第一印象
RAIZ
上でも記載しましたが、日本製のこの価格帯にしては珍しく「THE ボールペン」という形ではなく、”黒軸” でもありません(カラー展開で黒もあります)。
他の2つとは違った、おもしろい形状をしています。
画像では伝わりにくいですが、ガラスフレークが散りばめられており、光の角度によってキラキラ光り美しいです。
この価格帯の日本の製品には珍しく遊び心のあるボールペンです。
ユニークな形状のため、”普通の形は嫌だ” とちょっと個性を出したい方にピッタリです。
下の画像の頭冠を回して芯を出します。
NO.3
日本のこの価格帯の文房具は地味なもの(黒ベース)が多いです。やはりその方が売れるんでしょうね。
ただ、上で紹介した RAIZ 等のように近年は少し変わりつつあるのかもしれません。
そんな中、日本の文具店が発売しているにも関わらず、マーブル柄でとても美しいです。マーブル柄は 1つ として同じものがない柄でそれぞれ個性を楽しめます。
この商品は ”イタリアンブルー/ガンメタル” で明暗のあるマーブル柄で、手にしたらペン自体をくるくる回してしばらく柄を楽しんでしまうと思います。
最近、パイロットでもマーブル柄のボールペン「カスタムヘリテイジSE」が発売されました。少し気になっています。
カスタムヘリテイジ SE をお迎えしました。
パイロット カスタムヘリテイジ 91・SE・CR(ボールペン) の比較をしています。
下の画像の天冠を回して芯を出します。
時計の「竜頭」(りゅうず)をモデルにしており ”大切な時間をこの筆記具と共に過ごして欲しい” という思いが込められているそうです。オシャレですね。
芯の出し入れが天冠であるメリットがあります。
それは、筆記している際に「クルっ」と軸が意図せずに回って、芯が引っ込んでしまうことがありません。
※ : ペンの中央付近から回して芯を出し入れする形のペンは長く(長期間)使っていると、心出し機構がゆるくなり、普通に使用している時に軸が回ってしまい、芯が引っ込んでしまうようになることがあります
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NO.3 とは?
第一印象
バランス
価格・仕様、サイズ・仕様
気になるところ・いいところ
フローレ
”ブルーガラッシア” というカラーです。
「ガラッシア」とはイタリア語で「銀河」という意味のようです。
名前の通り(?)銀河というか小宇宙を彷彿とさせるキラキラと複雑でキレイな軸です。
私はもう慣れましたが購入当時は書くことを忘れてしばらく軸を眺めていたくらいです。
今回は青軸の紹介なのでブルーガラッシアなのですが、その他にもっと明るいブルーのエメラルドブルー、ホワイト、オレンジなど日本製の商品にはあまりない美しい軸がラインナップされています。
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フローレ とは?
第一印象
バランス
価格・仕様、サイズ・仕様
気になるところ・いいところ
バランス
RAIZ
下の画像の矢印付近が重心です。
重心はほぼ中心です。
3商品の中で1番重量がありますが、ペン先から後方に向けて滑らかな曲線のため持ちやすいです。
実際の重量ほど重く感じません。さすが日本のパイロットといった感じです。
NO.3
下の画像の矢印付近が重心です。
35g超と筆記具の中では重い部類なのですが、太軸であるのと滑らかな段差のない曲線でどこを持っても気持ちよく筆記できます。
中央部(「R」のロゴ部分)に金属を使うことによりバランスを取っているようです。
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NO.3 とは?
第一印象
バランス
価格・仕様、サイズ・仕様
気になるところ・いいところ
フローレ
下の画像の矢印付近が重心です。
中心より若干後ろですが、ほぼ真ん中(142mm 中前から 75mm 付近)です。
元々、他の2商品と比較して軽いのとペン先から後方へ滑らかな流線型のため、どこを持つ方にもフィットし非常にバランスが良く書きやすいです。
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フローレ とは?
第一印象
バランス
価格・仕様、サイズ・仕様
気になるところ・いいところ
価格・仕様
2023年12月2日 時点
価格(税抜) | 10,000円 | 14,000円 | 25,000円 |
装填リフィル | パイロット BRFN-30 | ROMEO GELインク | LEONALDO easy FLOW |
規格 | パイロットオリジナル | G2規格 | G2規格 |
素材 | アルミ 塗装 | アクリル・真鍮 | レジン |
芯の出し方 | 頭冠回転繰り出し式 | 竜頭回転繰り出し式 | ツイスト式 |
サイズ・重さ
※1:フローレに関しては胴軸とキャップ軸で太さが異なるので 2つ 記載
※2:初期リフィル装填状態の重量
気になるところ・いいところ
書き味はリフィルに依存する要素が強いので万年筆ほど個性はでないところですが、”気になるところ”、”いいところ” です。
RAIZ の 気になるところ・いいところ
※ 1 : 個人的にアクロインキは好きですが、多くのメーカーが採用しているG2規格が使えないという意味です
※ 2 : 実はNO.3も 4C規格 はもちろん BRFN-30 もひと手間加えれば使えます
NO.3 の 気になるところ・いいところ
※ 1 : 軸を回して芯を出すタイプだと筆記の際に軸が回ってしまい芯が引っ込むことがあります
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NO.3 とは?
第一印象
バランス
価格・仕様、サイズ・仕様
気になるところ・いいところ
フローレ の 気になるところ・いいところ
※ 1 : ただ、色の関係で大きな傷ではない限り目立ちません
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フローレ とは?
第一印象
バランス
価格・仕様、サイズ・仕様
気になるところ・いいところ
まとめ
自分で使うのももちろんいいですが、贈り物にも喜ばれるのではないでしょうか。個人的には フローレ が好きです。しかし、値段が可愛らしくありません。
コスパを考えると NO.3 です。値段以上の価値は確実にあります。有名人の方でも愛用されている人が多いとか…。
私のように文房具が趣味でもなければ通常、何本も購入することはないと思います。
”書く” ということだけであれば 100円 でも書きやすいものは存在します。
確かにそうなのですがちょっといいボールペンが手元にあると目に入っただけで気分が上がります。
いろいろ使ってみてわかったことを記載してみました。
購入する際にお役立てください。
パイロット RAIZ
ROMEO(ロメオ)NO.3 ボールペン(太軸)
レオナルド フローレ(ボールペン)
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