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文房具にこだわる人は意外と少ない?1万人調査から見る文房具の選び方

紙とペンのブログ管理者
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文房具が好きだと、ボールペンの書き味やデザイン、シャープペンシルの使いやすさなどを比べて選ぶことは珍しくありません。

新しい商品が発売されれば気になりますし「必要だから買う」というより「使ってみたいから買う」ということもあります。

では、世間一般ではどれくらいの人が文房具にこだわっているのでしょうか。

マイボイスコムが2026年6月に10,773人を対象に実施した「文房具に関するアンケート調査(第7回)」によると、文房具に「こだわりがある」、「ややこだわりがある」と回答した人は 2割強 でした。

筆記具(文房具)が好きな人からすると、少し意外に感じる数字かもしれません。

今回はこの調査をもとに、一般的にはどのように文房具が選ばれているのかを見ていきます。

※:記事内の調査結果は全て「マイボイスコム調べ」です

今回紹介する調査について

今回参考にしたのは、マイボイスコム株式会社が実施した「文房具に関するアンケート調査(第7回)」です。

項目内容
調査テーマ文房具に関するアンケート調査(第7回)
調査方法インターネット調査
調査時期2026年6月1日~6月7日
回答者数10,773人
調査対象マイボイスコムのアンケートモニター

1万人を超える回答が集められており、文房具へのこだわりだけでなく、下記の項目についても調査されています。

  • 購入する商品
  • 重視するポイント
  • 購入場所
  • 買い替えるタイミング

文房具にこだわる人は何割?

まず気になったのが、文房具へのこだわりです。

調査では「こだわりがある」、「ややこだわりがある」を合わせて2割強 という結果でした。

反対に考えると、文房具にある程度こだわっている人は全体では少数派ということになります。

筆記具(文房具)好きからすると、これはなかなか興味深い(正直言うと驚愕な)結果です。

筆記具を選ぶとき

  • 書き味
  • デザイン
  • 太さ
  • 重さ
  • 持ちやすさ
  • インクの色
  • 軸の素材

などを気にしていると「みんな多少は文房具にこだわっているのでは?」と思っていました。

しかし、世間一般ではそこまで細かく比較して選ぶ人は少ないようです。

なお、女性10代・20代では文房具にこだわる人が3割強、女性40~60代でも各3割弱と、全体よりやや高くなっています。

年代や性別によっても、文房具への関心には違いがあるようです。

自分用に買う文房具1位は…

文房具へのこだわりがある人は2割強でしたが、多くの人が自分で文房具を購入しています。

自分用に購入する文房具について、上位は次のようになっています。

文房具割合
ボールペン63.1%
シャープペンシル28.1%
セロハンテープ25.0%

もっとも多かったのは、ボールペンの63.1% でした。

文房具へのこだわり自体は強くなくても、ボールペンは多くの人が自分で購入していることがわかります。

考えてみれば、ボールペンは仕事でも家庭でも使う機会が多い筆記具です。

会社や学校に用意されているものを使う人もいれば、自分で気に入ったものを用意する人もいます。

高級筆記具のような趣味性の高い商品がある一方、コンビニや100円ショップでも購入でます。

ボールペンは「趣味の道具」であると同時に、非常に身近な日用品でもある というところがおもしろいところです。

文房具選びで最も重視されるのは…

では、文房具を購入するときには何が重視されているのでしょうか。

調査では、文房具購入者が重視するポイントは下の表のとおりです。

重視するポイント割合
価格66.4%
サイズ45.3%
機能性に優れている・実用的30%台
デザイン30%台

最も多いのは 「価格」の66.4% でした。

筆記具好きの場合「書きやすいか」、「デザインが好みか」、「持ったときのバランスはどうか」といった点に目が向きがちです。

しかし、文房具全体で見ると、まず価格が大きな判断材料になっているようです。

確かに、日用品として考えれば自然な結果でもあります。

100円程度で買えるボールペンもあれば、1本数千円、数万円する筆記具もあります。

単純に「文字を書く」という目的だけなら、安価な商品でも十分に役割を果たしてくれます。

だからこそ、価格が重視されるのも納得できます。

こだわる人は何を重視している?

一方でおもしろいのが、文房具にこだわりがある人です。

全体では「価格」が最も重視されていますが、文房具に「こだわりがある」と回答した人では「デザイン」が1位 となっています。

文房具に興味を持つようになると、単に「使えればいい」だけではなく

  • 「持っていて気分がいい」
  • 「見た目が好き」
  • 「自分らしいものを使いたい」

といった部分も重要になってくるのかもしれません。

これは筆記具でも実感しやすいところです。

例えばボールペンなら、文字を書くという機能だけを考えれば安価な商品でも十分です。

それでも、金属軸の質感が好きだったり、軸の色に惹かれたり、ノックしたときの感触が気に入ったりして、少し高価な一本を選ぶことがあります。

「必要な道具」から「自分で選びたい道具」に変わったとき、デザインの重要度も上がってくるのかもしれません。

文房具を買う場所1位は…

文房具をどこで購入するかという質問では、100円均一ショップが52.8% で最も多くなっています。

その後に「雑貨店」、「ホームセンター」がそれぞれ2割台半ばで続きます。

100円ショップには、ボールペン、シャープペンシル、ノート、付箋、ファイルなど、日常的に必要な文房具がかなり揃っています。

「必要なものを手軽に買う」という意味では、利用する人が多いのも納得できます。

一方で、文房具にこだわりがある人では、「雑貨店」、「文房具専門大型店」を利用する割合が高い という結果も出ています。

ここにも違いが見えてきます。

必要な文房具を購入するだけなら、身近なお店で十分です。

しかし

  • 「いろいろな商品を比較したい」
  • 「実物を見ながら選びたい」
  • 「知らない文房具を見つけたい」

となると、品揃えの多い文房具専門店や雑貨店へ行きたくなります。

文房具へのこだわりによって、選ぶ商品だけでなく 「買いに行く場所」まで変わる のは興味深いところです。

文房具は「使い切ったら買う」が普通?

購入・買い替えのタイミングについても見てみましょう。

購入・買い替えのタイミング割合
使い終わった・使いきった70.3%
使えなくなった64.6%
用途にあわせて必要になった20.6%

最も多かったのは、「使い終わった・使いきった」の70.3%

続いて「使えなくなった」が64.6%です。

つまり多くの人にとって文房具は、必要になったから新しいものを買う という商品であることがわかります。

筆記具好きには少し耳が痛い結果かもしれません。

  • 新色が発売されたから
  • 限定モデルが気になったから
  • 店頭で見つけてしまったから

同じようなボールペンを持っているけれど、この一本も使ってみたいから。

筆記具が好きになると、「使い切ったから買う」とは限らなくなってきます。

もちろん、どちらが正しいという話ではありません。

必要になったときに一本買って最後まで使うのも文房具との付き合い方ですし、いろいろな商品を試して楽しむのも文房具との付き合い方です。

筆記具好きは意外と「○○派」

今回の調査で個人的に最も印象的だったのは、やはり文房具にこだわる人が2割強という結果です。

文房具や筆記具について日頃から調べていると

  • 「どのボールペンが書きやすいか」
  • 「このシャープペンはどう違うのか」
  • 「どの万年筆を買うか」

といったことを考えるのが普通になってきます。

しかし、多くの人にとっては、必要になったときに、価格や使いやすさを考えて購入する日用品 という側面のほうが大きいのでしょう。

だからこそ、文房具にこだわるようになるとおもしろいのかもしれません。

例えば、それまで何となく使っていたボールペンを「自分で選んで買う」だけでも、普段の筆記が少し変わります。

100円のボールペンでも、1,000円のボールペンでも、高級筆記具でも同じです。

価格ではなく「自分が気に入って選んだ一本を使う」というところに、文房具の楽しさのひとつがあるように思います。

まとめ|文房具は日用品。でも、こだわると趣味になる

今回の調査結果を簡単にまとめます。

調査から見えたこと結果
文房具にこだわりがある層2割強
自分用に購入する文房具1位ボールペン 63.1%
購入時に重視するポイント1位価格 66.4%
購入場所1位100円均一ショップ 52.8%
購入・買い替えのタイミング1位使い終わった・使いきった 70.3%

文房具にこだわる人は2割強。

数字だけを見ると、筆記具や文房具を趣味として楽しんでいる人は、世間全体ではそれほど多くないのかもしれません。

一方、自分用に購入する文房具ではボールペンが63.1%と、多くの人にとって筆記具は身近な存在です。

最初は「書ければ何でもいい」と思っていた一本でも、少し書きやすいものを選んでみたり、好きなデザインを選んでみたりすると、文房具の見え方が変わることがあります。

日用品として必要だから使うこともできるし、選ぶことそのものを楽しむこともできる

そんなところも、文房具や筆記具の面白さなのではないでしょうか。

参考・出典

マイボイスコム株式会社「文房具に関するアンケート調査(第7回)」

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文房具(特に筆記具)が好きなサラリーマン。万年筆146本(2026年1月時点)、ボールペンも約100本・シャープペンは約50本、木軸ペン、その他筆記具(フェルトペン、蛍光ペン 等々)も数え切れないほど購入しています。最近は海外のお店から万年筆のペン先を購入し、カスタマイズを楽しんでいます。壊してしまった万年筆が何本もあります。万年筆の記事は別ブログ【新】紙とペンのブログはこちらです。
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