カランダッシュ エクリドール|レビュー(CARAN-D’ACHE|ローラーボール)ジェットストリームも加工なしで使える
記事公開日:2021年8月26日
カランダッシュエクリドール ローラーボール(下記参照) を紹介します。
ワンランク上のペンとしてピッタリなペンです。
- ローラーボールとは?
- 日本では水性ボールペンのことを文房具業界ではローラーボールということが一般的とされています。
油性ボールペンの手軽さと、万年筆の発色の良いなめらかな書き味のいいとこ取りのローラーボール。
海外では油性ボールペンよりも水性ボールペンの方が使用頻度が高いとも言われています。
補助パーツが必要ですが、加工なしで 低粘度インク(ジェットストリーム、アクロインキ)を使うことができ、大変おすすめできる ローラーボールペン です。
上記の通り、通常の型(C-300系)以外のリフィル(替え芯)を使うことができますが、この記事では本体のみの紹介となります。
カスタマイズの記事は下記となります。合わせてご覧ください。
カランダッシュエクリドール ローラーボール
カランダッシュエクリドール ローラーボールです。
カランダッシュとはスイスのブランドです。色鉛筆をはじめとした画材の方が有名かもしれません。
カランダッシュとはロシア語で ”鉛筆” の意味です。鉛筆と同じ六角形がカランダッシュの特徴になっています。
小さいころから使い慣れている鉛筆の六角軸の形状と似ていため、握った時にしっくりと手に馴染みます。
特徴
特徴はやはり鉛筆の六角軸の形状ですね。
小さいころから使い慣れている鉛筆の形状の六角形のため懐かしさを感じる共に手によく馴染みます。
また、外観が銀色一色で眩しいくらいキレイです。
六角形なので くるくる回すとキラキラして しばらく眺めてしまいます。
キャップですが嵌合式(パチンと閉めるタイプ)ですので、着脱は一瞬なのもいいです。
※ 天冠の模様(ロゴ)は現在のものは「・」(ドット)に変更されています。
サイズ・重さ
計測箇所 | サイズ |
全長 | 137mm |
キャップをはずした長さ | 119mm |
キャップポストした長さ | 167mm |
キャップのみの長さ | 49mm |
胴軸最大径 | 10.2mm |
計量パーツ | 重量 |
全体(※ 1) | 42.8g |
キャップのみ | 14.6g |
※ 1:初期リフィル装填時
作り
全て金属製で、キャップは嵌合式です。
キャップをしめる時、最後に「カチッ」と高め音(キーが高い)がするのですが、この音が心地よいです。
イメージ的には「キンッ」の方が近いかも…。
もちろん、雑に扱えばキズは付きます。
ですが、全て金属製のため、キズに関してはあまり気にしなくてもいいのはいいところです。
バランス
筆記の際は、キャップポストすると少し高重心となり、寝かせ気味で筆記する方が書きやすいです。
軸が重いため自重で筆記でき、長時間の筆記でも疲れにくいです。
個人的にはキャップポストしない方が小回りが効く感じで好きです。
重心位置の2画像です。
まず、キャップポストした場合の重心は中心からわずかに後ろ付近です。
キャップポストしない場合、真ん中より気持ち前付近です。
気になるところ
カッコいい カランダッシュエクリドール ですが気になるところがないわけではありません。
※ 1 : 経年変化でくすみます。これも味ですね。
まとめ
以上が カランダッシュエクリドール ローラーボール の紹介でした。
気になる点もいくつか記載しました。
私の中ではくすみに関しては 味になると思うので気にしていません。
グリップに関しては私は六角形の下の方を持って使うので問題ないんです。
グリップする位置が問題ないようでしたらおすすめできる商品です。
お店で試し書きをして、インターネットで購入がベストかと(お店の方ごめんなさい…)。
インターネットの方が 8,000円 程度安く購入できます。
エクリドール だけでも素晴らしいのですが、冒頭にも記載した通り、加工なし で日本製リフィルを使用できます。
詳しくは下記にリンクを記載しますので気になった方はそちらも合わせてご覧ください。
カスタマイズの記事は下記となります。合わせてご覧ください。