木軸|屋久杉 虎瘤 ボールペン(屋久杉工房 京|木軸ボールペン)シャープペンに変更も可
記事公開日:2023年1月22日
屋久杉工房 京 屋久杉 虎瘤 ボールペン をお迎えしました。
インターネットで購入しました。
以前、シャープペンをお迎えしていて、よかったのでボールペンもお迎えしました。
屋久杉泡瘤シャープペンの記事です。
香りに癒される
箱を開封すると芳醇な杉の香り。
表面はコーティングされており、木のやわらかさ、木の温もりを直接感じることはできないのですが、杉の香がします。
コーティングされていなかったらさらに香りますね。
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趣味の文具箱が木軸特集です。
屋久杉工房 京 屋久杉 虎瘤 ボールペン
屋久杉とは標高500mを超える山地に自生している杉のことをいい、一般的な“杉”の平均寿命が500年余りといわれるのに比べ、“屋久杉”は1000年を超えるもののみとされます。
雨風に耐え抜き数千年息づいている神木“屋久杉”の生命力は【長寿の木】としても有名でそのほかにも【厄過ぎ】という語呂の良さもあり縁起物とされています。
2001年(平成13年)には屋久島自生の屋久杉の伐採自体が禁止され現在では入手困難な木材となり希少価値が高くなり非常に貴重なものとされています。
屋久杉という貴重で特別なもの・・・
貴重だからこそひとつひとつ手作業で作っております。
私たちが製作しているもののほとんどが屋久杉の中でも特に希少な部位の“泡瘤”や“虎杢”といった油の多い部分を使用しております。
“泡瘤”や“虎杢”の光沢や杢目はこの部位でしか味わうことができず美しさは格別です。
たくさんの商品を一度に作ることは出来ませんが商品を手に取った瞬間の感動・喜びをたくさんの方に感じて頂けるよう全ての商品を真心こめて大切に作成しております。
屋久杉工房 京 公式サイトより引用。
公式サイトはこちら。
作り
ZEBRAのリフィル(替え芯)が初期装填されています。
ボール径は 0.7mm。販売サイトには「P-BR-6A-K」と掲載(※)されています。
昔ながらのボールペンの書き味です。
※ : ZEBRA公式サイトで見る限り、おそらく「BR-6A-K-BK」かと思われます
木ならではの 2つ とない模様、とても美しいです。
画像では伝えることができませんが、回すとキラキラと立体的に輝きます。
先端部と後方の黒い箇所が金属製。
木軸の内側は金属製のため、ずっしりと重量があります。
杢を様々な角度から。
木独特の黒い点(へこみ)がいくつかありますが、これもいいアクセント。
ダイナミックな感じが魅力的です。
クリップ
丸みを帯び、やわらかな印象のクリップ。
見た目は丸みを帯びやわらかな印象ですがやや硬めのクリップです。
コーティングされていても想像以上にしっかりグリップできます。
筆記の際にすべるということはありません。
先端・後方の金属部はマットな質感(粒子加工)なため、グリップ力があります。
ただ、金属部をグリップするのは少し下過ぎますので構造上の作りかと思われます。
ペン先
筆記の際、グラつくことはなく、気持ちよく筆記できます。
リフィル(替え芯)が樹脂製なので、筆記の際の衝撃を吸収してくれているということもあると思います。
替え芯
初期装填されているリフィル(替え芯)は従来型のボールペンインクのため、筆圧が必要です。
筆圧が少なくても筆記できる方が好みなのでリフィル(替え芯)を交換しました。
下の画像は交換したリフィル(替え芯)。
ZEBRA「B-RUK7-BK」。赤、青もあります。
ZEBRAの公式サイトでは「低粘度インク」とは記載されておらず「新油性インク」を記載されています。
最新型ですと「エマルジョンインク」なので最新ではありませんが、従来型のインクよりはなめらかに筆記できるのでこちらに交換して使用することにします。
サイズ・重さ
木軸筆記具は同じものはないので参考値です。
長さ (ノックしない状態) | 136mm |
長さ (ノックした状態) | 140mm |
最大径(※) | 11.6mm |
重さ | 33.7g |
※ : クリップは含まず
まとめ
杉は柔らかい木材です。
コーティングされているので、木材へのキズは回避できるのではないでしょうか。
その反面、 木のやわらかさ、木の温もりは若干減ってしまいます。
冒頭にも記載されている通り、屋久杉は 2001年 より伐採できなくなっています。
今後は益々価値が上がっていく樹種なのではないでしょうか。
今回も素敵な 1本を手に入れることができてラッキーです。
金属部分(ゴールド部分)がシルバーであれば完璧です…。
BASE での購入は こちら(BASE のリンクです) です。
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おまけでストラップをいただきました。
ボヤキ
最近、いくつかの木軸ペンにヒビが入ってしまいました。
メンテナンスを怠っていたつもりはありませんでした。
それでも割れてしまいました。ペンへの愛情がまだまだ足りなかったのか…。
冬場とはいえショックです。
逃げということになってしまうかもしれませんが、コーティングされていればその可能性も下がるという考えも少しありました。
そのほかいくつかの思いが重なりこちらのボールペンをお迎えしました。
大切に使おうと思います。
個人的には一周回って屋久杉に戻ってきた印象です。
杉の香りはなぜか落ち着くのは何かあるのでしょうか。遺伝子に何かセットされているのでしょうか。
スギ花粉には毎年 苦労しているのに……。
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