木軸|ココボロ シャープペンシル(4631 woodturning|木軸シャープペン)
記事公開日:2024年4月8日
少し前ですが 4631 woodturning ココボロ シャープペンシル をお迎えしました。
公式サイトより購入しました。樹種(15種)と形状が選択できました。
これぞココボロ
花梨の瘤杢等とは違い、シンプルではありますが落ち着いた杢。”これがココボロ” といった印象です。ずっと ”ココロボ” だと思っていました……。
表面加工は無垢も選択可能でしたが今回はガラスコーティングを選択しました。
以前は別の樹種(花梨瘤杢)で無垢仕上げでお願いしましたが、ガラスコーティングも試してみたくなり、こちらを選択しました。
4631 woodturning
三重県いなべ市でウッドターニング(木工旋盤)による作品作りを行っています。
木の器、木製ボールペン、小物入れ、アクセサリーなどを作ってます。
また、工房にて作品の展示、販売も行っています。
公式サイトより引用 サイトは こちら
作り・特徴
ココボロ シャープペンシル。
樹種の選択
選択可能な樹種は下記の15種類でした。
- 花梨瘤
- チューリップウッド
- クラロウォールナット
- ニレ瘤
- ケヤキ
- 神代ケヤキ
- キングウッド
- クリ
- メープル
- ビルマチーク
- ココボロ
- ホンジュラスローズウッド
- サクラ(種類は不明)
- 楠瘤
- 柿
ココボロ杢
様々な角度から。
これは何だろう…
一部、白っぽい箇所があるのですがこれは何でしょう。成長過程で何か打ち込まれたのでしょうか。接ぎ木?!
形状の選択
形状も下記の 5 タイプから選択可能でした。
- 9mmストレート(軸径9.4mm(±0.3mm))
- 10mmストレート(軸径10.0mm(±0.3mm))
- 11mmストレート(軸径11.5mm(±0.3mm))
- 11mm曲線(軸径11.0mm(±0.3mm))
- 11.5mm卵型(軸径11.5mm(±0.3mm))
私がお迎えしたのは一番下の「曲線 11.5mm卵型」。
グリップ部付近が最も太く、なだらかな曲線を描いた形状です。
内側にはパイプが入っています。
先端部のシャープペン機構と口金が接する所、すべてが金属ではありません。
シャープペン機構の取り外しは頻繁にはしない方が良いかもしれません。
軸以外
私がお迎えした芯径は 0.5mm です。0.3mm も選択可能でした。
口金部とクリップ、ノック部は金属製。芯タンクは樹脂製です。
芯タンクの素材は樹脂製。
ノックした際の芯が出る長さは 10回 のノックで 約5mm です。
おそらく、ぺんてる の STEIN(シュタイン)と同じもの。
クリップ
クラシカルで無駄のない印象のクリップ。見た印象より硬めのクリップです。軸に直接付けられているので動かさない方が良さそうです。
以前、お迎えした花梨瘤のクリップは ”シルバー” でしたが今回は ”ブラック” を選択しました。マッドな質感でカッコいいです。
下の画像が以前お迎えしたシルバーのクリップです。
ペン先
ペン先は固定式。筆記の際にグラつくことはありません。
重心
真ん中付近に重心があります。重さが 17.5g。
人気の木軸シャープペンと比較すると軽めです。軽めのため、取り回しがよいです。
サイズ・重さ
木軸筆記具は同じものはないので参考値です。
長さ | 142mm |
最大径(※) | 11.7mm |
重さ | 17.5g |
※ : クリップは含まず
まとめ
重めの作りの工房が多い中、軽い作りのシャープペンを作っている工房。
そして、私が実際にお迎えした工房の中でも 1、2位を争うほどコスパがいいです。ただ、発売と同時でないと購入できないので、公式サイトのこまめなチェックが必要です。
4631 woodturning 公式サイトはこちら(公式サイトのリンクです)
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