サラサグランド アンティーク|レビュー(ゲルインクボールペン|ゼブラ)
記事公開日:2022年2月5日
2023年4月 追記
限定品のため価格が高騰(2倍程度~)しています。
サラサグランド アンティーク
サラサ グランド アンティーク(SARASA Grand Limited Edition) です。
サラサ の金属軸モデル サラサ グランド の限定(2022年)バージョン、色はダークブルーです。
グリップ部の真鍮は上からコーティングがされているので、真鍮独特の金属臭はしません。
お迎えして 1年以上経過しますが経年変化はしていません。
サラサグランド 限定 アンティーク いいところ
サラサグランドアンティークの特徴をまとめました。
- 高級感がある
- なんと言っても高級感。ゲルインクボールペンは樹脂製の軸が多い中、金属製の軸です。さらに、真鍮と各カラーのコントラストが良いです。名前の通り、”アンティーク” という雰囲気が漂っています。
- ほどよい重さで書きやすい
- ほどよい重さ。24.7g とほどよい重さがあり、ほとんど力をいれずに筆記することが可能です。
- 豊富なインクカラーバリエーションが使える
- 57色(※ 1)の豊富なインクが使える。サラサシリーズのこれまで発売されている豊富インクカラーから選択、使用することが可能です。
※ 1 : 2022年3月 時点
基本情報
商品名 | サラサグランド限定アンティーク |
価格(税抜) | 1,500円 |
芯の出し方 | ノック式 |
替え芯 | メーカーオリジナル JF-0.5芯 |
全長(※ 1) | 142mm |
同軸最大径(※ 2) | 10.0mm |
重さ | 24.7g |
※ 1 : 芯を出していない状態
※ 2 : クリップ含まず
限定品のため価格が高騰(2倍程度~)しています。
サラサ グランド アンティーク レビュー
サラサ、サラサクリップ
ゼブラの人気商品サラサ シリーズの サラサ(SARASA)、サラサクリップ(SARASA CLIP)。
樹脂製軸で 100円ということもあり、多くの方が一度は使用したことがあるのではないでしょうか。
コンビニ や 100円ショップでも売っていて、非常に手に入りやすいです。
下の画像は サラサクリップ。
ただ、樹脂製の軸で高級感は全くありません(100円の商品に高級感を求めるのが間違いかもしれません)。
サラサ グランド
サラサ、サラサクリップ の上位版で軸が金属製の サラサグランド。
下の画像はサラサ の金属軸モデル の サラサグランド(SARASA Grand 旧型) です。
樹脂製の軸の サラサ、サラサクリップ の上位版ということで軸が金属製で高級感アップ。
クリップとノック部以外、軸部分は基本的に一色でした。
私は金属部はシルバーの筆記具をほぼ選択するので発売された時は即購入しました。
軸が金属製なので樹脂軸と比較して、高級感が格段にアップしています。
現行の サラサグランド は金属部がゴールドのため購入していません。
サラサグランド アンティーク
そして、サラサグランド アンティーク。
すでに記載しましたが、私は金属部がシルバーの製品が好きなのです。
実際、8割から9割が金属部がシルバーのものを購入しています。
クリップ、軸もゴールドが散りばめられているサラサグランド アンティーク。
普段、シルバーを好む私がはじめて見た時 ”かっこいい!” と感じました。
真鍮のゴールドとのダークブルーのバランスが良いです。
高級感もあり、本当にかっこいいです。
”アンティーク” という雰囲気が漂っています。
サラサ グランド アンティーク と サラサ グランド 。
特徴
サラサ クリップの樹脂製軸ではなく、金属軸です。
そして、グリップ部分は真鍮製。
”アンティーク感” がある
ゴールドのグリップ部、クリップです。
ゴールドですが真鍮ですのでギラギラした感じはありません。
名前の通りアンティーク感があり、落ち着いた印象です。
形状
ペン先以降から後方部までストレートな形状。
クリップの下の部分が半透明の樹脂製でリフィルがうっすら見えます。
スリムな形状ですし、革の手帳等と一緒に携帯すると映えそうです。
造り・スペック
造り
軸は金属製、グリップ部は真鍮。
クリップ部の半透明の箇所は樹脂製です。
グリップ部とキャップ部の接続部はどちらも金属製で耐久性は高そうです。
芯の出し方
芯の出し方はノック式。
サラサクリップ と比較すると少し低め(音程)の音で好印象です。
ノックの時、クリップが刺さる…
指先でノックすれば良いのかもしれませんが、油断するとノック時にクリップの先端が指に刺さります。
「さぁ、ノックするぞー」
「痛いっ!」
クリップ
ノック時に牙を向くことのあるクリップですが、下の画像のように開くことができ、衣類のポケットだけでなく、ノートやバインダー等を挟むこともできます。
ほどよい硬さです。
個人的にはグリップ部に合わせて、マットな質感だとさらに良かったと思います…。
サイズ・重さ
計測箇所 | サイズ |
全長(※ 1) | 143mm |
胴軸最大径 (※ 2) | 10.0mm |
※ 1:芯を出していない状態
※ 2:クリップ部を除く
計量パーツ | 重量 |
全体(※ 3) | 24.7g |
※ 3:初期リフィル装填時
バランス
重心位置の画像です。中心より少し前です。
低重心で書きやすいです。
書き味
書き味は サラサのゲルインク なので間違いないサラサラとした安定の書き味です。
カラー展開
この記事の 軸色「ダークブルー」(インク色:ブルーブラック)以外に下記のカラー展開です。
- マットブラック(インク色:黒)
- レッドブラック(インク色:レッドブラック)
- グリーンブラック(インク色:グリーンブラック)
- ボルドーパープル(インク色:ボルドーパープル)
気になるところ
大きな問題ではありませんが少しだけ気になるところです。
※ 1:慣れもあると思うので大きな問題ではないかと思います
※ 2:真鍮である必要はありませんが、グリップ部と同じマット調であれば統一感があって良かったと思います
まとめ
名前の通り、アンティークな印象で落ち着きがあり、非常にかっこいいです。
落ち着いた印象で大人のゲルインクボールペンといったところでしょうか。
サラサ グランド アンティーク いいですね。
購入から1年以上経過していますがコーティングされているため、経年変化はしていません。コーティングがはがれでもしない限り、今後もしないと思われます。
ネット上に経年変化するという情報もあるのですが私のものは経年変化していません…。
逆に真鍮の色合い・雰囲気は好きだけど、真鍮独特の金属臭が苦手な人は気にせずに使うことができます。
限定品ということで定価での購入が難しいかもしれません。気になる方は早めの購入がおすすめです。
下記の画像は真鍮の参考情報です。
コーティングされていない真鍮製品の新品と1ヶ月経過したものです。1ヶ月でここまで変わります。
限定品のため価格が高騰(2倍程度~)しています。
カランダッシュのゲルインクボールペンです。G2規格でおすすめです。
価格別で分類したボールペンの一覧です。
おまけ|低粘度ボールペンインクにカスタマイズ
裏技的な感じですが低粘度ボールペンインクにカスタマイズする方法を紹介します。
ジェットストリーム
まずは三菱鉛筆 ジェットストリーム。
実は 樹脂製リフィル(SXR-38、SXR-5、SXR-7、SXR-10)はそのまま使えます。
何も改造も補助パーツもなしで使えます。
下の画像の形状のリフィルです。
アクロインキ
続いてパイロット アクロインキ(BRFN-10 または BRFN-30)。
アクロインキは補助パーツが必要です。
用意するものは 3点。
- アクロインキリフィル(BRFN-10またはBRFN-30)
- スペーサー(3×6×12)2個
- マスキングテープ
下の画像がスペーサーです。
画像のものは 15mmですが、今回使うのは 24mm。
12mmを 2つが金額的に最安値かと思います。
方法は簡単です。
リフィルとスペーサー(24mm)をマスキングテープで固定するだけです。
スペーサー 12mm 10個入
※ : およそ 300円 です