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ペリカン スーベレーン K805|レビュー(Pelikan|ボールペン)

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記事公開日:2022年3月12日

ペリカン スーベレーン K805です。ペリカンは万年筆の方が有名かもしれません。

しかし、現代社会では毎日のように使うボールペンの方が一般的。王道の ボールペン スーベレーン K805 です。スーベレーンとは、ドイツ語で「卓越した」、「優れたもの」という意味です。

※ : 掲載のカラーは2016年限定ですでに店頭にはありません

スーベレーン K805 がいいボールペンの理由

シンプルなデザイン
飽きることのないシンプルでクラシックなデザイン。
シーンを選ばず、一生 使い続けることができるデザインです。
各カラーでシルバーの金属部がなお一層クールです。
満たされる所有欲
筆記具ブランドでは圧倒的なブランド力。
モンブランと比較されがちなペリカンですが、モンブランにも負けないステータスです。
所有欲を満たしてくれます。
低粘度インクが使える
リフィルが G2規格。
初期装填されているリフィルは比較的なめらかな油性インクですが、日本製のジェットストリーム、アクロインキのような低粘度インクではありません。
しかし、G2規格 のため、”ジェットストリーム”、”easyFLOW” を使うことができます。
iungo ゲルインク も OHTO も使えます。

K805の各サイトのリンクです。

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基本情報

商品名スーベレーン K805
価格(税抜)(※ 1)38,000円
定番カラー展開
(K805シリーズ)
黒/ブルー縞/ブラックストライプ
芯の出し方ツイスト式
替え芯 メーカーオリジナル M字
(G2規格)
全長(※ 2)138mm
キャップ軸最大径(※ 3)12.6mm
グリップ軸最大径11.6mm
重さ(※ 4)28.5g

※ 1 : 掲載のものは 2016年限定色のヴァイブラントブルー。当時 35,000円(+税)でした。年々価格が上がっていますね。
※ 2 : 芯を出していない状態
※ 3 : クリップ含まず
※ 4 : 初期リフィル装填状態

ペリカン スーベレーン K805(ボールペン)

ペリカン とは?

ドイツの老舗ブランド。
ドイツ人のカール・ホルネマンが絵具とインクの工場を設立したことが起源。
スーベレーンシリーズなどの人気万年筆があり、万年筆の王道ブランドとして君臨しています。

ペリカンの代名詞「スーベレーンシリーズ」の スーベレーン K805(ボールペン)です。
シンプルでクラシックなデザイン。
シーンを選ばず、一生 使うことができる飽きのこないボールペンです。
掲載しているもののカラーは ヴァイブラントブルー です。

※ : 掲載のカラーは 2016年の限定色のため店頭にはありません

スーベレーンの記号の意味

ペリカン スーベレーンシリーズ は「K805」のように 4文字 または 5文字で商品の情報を表現しています。 

① 「K」の意味は「ボールペン」です。ドイツ語の「Kugel(球状)」の「K」の様です。 他には「P:カートリッジ式万年筆」「M:万年筆」、「D:シャープペン」、「R:ローラーボール」。

② 「80」の意味は「サイズ」です。 他には 「20」、「30」、「40」、「60」、「100」と数字が大きいほどサイズアップします。

③ 「5」の意味は「シルバートリム」です。 他には「0:ゴールドトリム」があります。

特徴

無駄のない、シンプルで飽きが来ないクラシックなデザイン。
ペリカンのクチバシをイメージしたクリップの形状が特徴です。

形状

先端から中心部まで緩やかなカーブを描き、以降はほぼストレートの形状。
目立った装飾等はなく、シンプルです。

天冠にはペリカンのロゴである親子ペリカンが刻印されています。

作り・スペック

作り

軸はレジン製。
口金、中央リング、クリップ、天冠が金属製です。

芯の出し方

芯の出し方はツイスト式です。中央の接続部からツイストすることにより、芯が出ます。
ツイストの際、音はほぼしません。静かさを求められるシーンでも気になりません。

リフィルの交換

リフィルの交換は中央部よりねじることで分解し、リフィルを交換します。
リフィルはうれしい G2規格。

下の画像のように分解できます。

クリップ

クリップは金属製で、ほどよい硬さです。
クリップを含め、金属部のシルバーが個人的には好きです。
特徴でも記載しましたが、ペリカンのクチバシをイメージした形状のクリップです。

クリップの先端が優しく上に上がっており、ポケット等にも刺しやすいです。
こういった細かい配慮もさすがです。

サイズ・重さ

計測箇所サイズ
全長(※ 1)138mm
キャップ軸最大径 (※ 2)12.6mm
グリップ軸最大径11.6mm

※ 1:芯を出していない状態
※ 2:クリップ部を除く

計量パーツ重量
全体(※ 3)28.5g

※ 3:純正リフィル装填時

バランス

重心位置の画像です。高重心です。
寝かせ気味(45°程度)で筆記すると個人的には書きやすいです。
高重心なのですが、不思議と立てて筆記しても違和感(※)を感じないので不思議です。

※ : 筆記の際にペンの上部に振り回される感じがしない

書き味

M字、黒 が初期装填されています。書き味は、昔ながらの油性インクの書き味です。
日本製のジェットストリーム、アクロインキと比較すると筆圧が必要ですし、書きはじめの掠れも発生しやすいです。

日本製の低粘度インクに慣れている人ですと重たい書き味になります。
しかし、G2規格 なので 三菱鉛筆 ジェットストリーム各社 easyFLOW(※) が使用できます。
※ : easyFlow は様々な会社が販売しており、日本ですと 銀座伊東屋の ROMEO というブランド名で発売されています。また、iungo ゲルインク も OHTO も使えます!

カラー展開

この記事の「ブラック」以外に下記の定番品のカラー展開です。

  • ブルー縞
  • ブラックストライプ

気になるところ・いいところ

気になるところ

■ 筆記の際、カチカチ音がする(※)

※ : 解消法を後ほど記載

いいところ

■ シンプルで飽きのこないデザイン
■ 所有欲が満たされる
■ 筆記の際のバランスが良い
■ リフィルが G2規格

筆記音解消法

下の画像はペン先です。

若干隙間があるのため、接触音(筆記の際のカチカチ音)があります。

しかし、下の画像のようにペン先から 6mm程度のところにテープを巻くことで解消できます。
ペン先の角度がつくギリギリのところではなく、少し離すことがポイントです。

ペン先ギリギリに巻くとツイストしてもテープが引っかかってしまい、芯が出てきません。
テープの量が多すぎても引っかかるので調整してください。

ペン先から 6mm 程度にテープを巻くと筆記音が解消できる

まとめ

シンプルでクラシックなデザイン。シーンを選ばず、一生 使うことができる飽きのこないボールペン。さすがはペリカンです。
価格は決して安くはありませんが、一生モノのボールペンと言える 1本です。
シンプルですが非常にカッコいいです。
重心バランスもよく、リフィルも G2規格 ということで様々なインクを使うこともできます。

すばらしい 1本です。

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文房具(特に筆記具)が好きなサラリーマン。万年筆は約100本・ボールペンも約100本・シャープペンは約50本、木軸ペン、その他筆記具(フェルトペン、蛍光ペン 等々)も数え切れないほど購入しています。最近は海外のお店から万年筆のペン先を購入し、カスタマイズを楽しんでいます。壊してしまった万年筆が何本もあります。

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