レビュー|カランダッシュ エクリドール(CARAN-D’ACHE|ボールペン)
記事公開日:2022.05.06
![](https://kamitopen.info/wp-content/uploads/2022/05/ecridor-top-900x675.jpg)
カランダッシュ エクリドール ボールペンです。
軸につなぎ目がなく、鉛筆のような六角形の形状が特徴的です。
細めの軸でコンパクトなので、手帳などと一緒に携帯しても邪魔になりません。
三菱鉛筆のジェットストリーム、パイロットのアクロインキは低粘度インクとして非常に書きやすいですが、低粘度過ぎてすべってしまうことがります。
そんな時、ほど良い引っかかりがあり書きやすいのがカランダッシュのゴリアットリフィルです。
このエクリドールは2005年に購入していますので20年近く使用しています。
キズだらけですが私が筆記具に本格的にこだわりを持ち始めたきっかけです。
そのため、個人的にはとても思い出があります。
スイスのブランド。
色鉛筆をはじめとした画材と筆記具を製造している。
”カランダッシュ” とはロシア語で ”鉛筆” の意味。
鉛筆と同じ六角形のエクリドールシリーズがカランダッシュの重要なモデルとなっている。
公式サイト より一部引用
カランダッシュ エクリドール(ボールペン)
エクリドールには様々な模様があり、こちらは「レトロ」と言われる模様です。
非常に細かく精密な模様が施されており、つい つい回しながらしばらく眺めてしまいます。
カランダッシュ エクリドール ボールペン
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特徴
細軸でコンパクトなボールペンです。
作りは外観すべて金属製でしっかりしており、高級感があります。
カランダッシュはリフィルが素晴らしい。
カランダッシュオリジナルリフィル ゴリアット(GOLIATH)です。
日本製のボールペンですと最近ではジェットストリーム、アクロインキ等の低粘度インクが人気です。
海外製のインクは日本製と比較すると 筆圧が必要、書き出しがかすれる、ダマができやすい 等、あまり品質が良くない印象があります。
しかし、カランダッシュのゴリアットは書き出しもかすれることも少なく、ダマもできにくいです。
そして、ほどよく引っ掛かりがあり、非常に書きやすいです。
これらの特徴からゴリアットを愛用する人も多いです。
”品” がある
軸が金属製。
まったく無駄がなく、シルバー一色で品があります。
筆記の際、ブレがない
軸とリフィルの隙間がなく、筆記の際のブレがほとんどありません。
筆記の先の接触音(カチカチ音)もしません。
形状
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先端の円柱から太くなり、以降は六角形のストレートな形状。
作り・スペック
作り
外観は金属製。
軸にはクリップが付いているだけと非常にシンプルな作りです。
芯の出し方
芯の出し方はノック式です。
ノックボタンをノックした際、金属質の心地よい音がします。
クリップ
クリップもすでに記載の通り、金属製。
ほどよい硬さで、先端は丸くなっているため、ポケット等に挟む際も傷めません。
ひかりの関係でしょうか…。スターリングシルバーっぽく見えますね。
プラチナコーティングなので実際は白っぽいです。
サイズ・重さ
計測箇所 | サイズ |
全長(※ 1) | 128mm |
胴軸最大径 (※ 2) | 8.0mm |
※ 1:芯を出していない状態
※ 2:クリップ部を除く
計量パーツ | 重量 |
全体 | 26.5g |
バランス
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重心位置は中心のやや後ろの位置です。
リフィル
特徴でも記載しましたが、カランダッシュオリジナル ゴリアット。
書き出しで かすれ や ダマ ができることもなく 非常に書きやすい リフィルです。
下の画像のようにノックボタンを外してセットします。
模様
この記事の「レトロ」以外に様々な模様があります。
模様によって価格が異なりますのでご注意ください。
また、数量限定品、日本限定品などもあり、物欲が刺激されます…。
気になるところ・いいところ
コンパクトで携帯性 抜群
下の画像は mini6 サイズ(PLOTTER)の手帳にセットしたものです。
抜群のサイズ感です。
まとめ
美しくてシャープな印象。コンパクトで携帯もしやすいボールペン。
ゴリアットリフィルも書きやすくおすすめの 1本です。
以前、申込書に記載する時、いつも通りアクロインキで書きはじめたのですが、低粘度過ぎてすべってしまい書きにくく感じました。
そこで、カランダッシュのゴリアットリフィルを思い出し、書いてみるとほど良い引っかかりがあり ”書きやすい!” と感じました。
それ以降、申込書・契約書 等はカランダッシュのゴリアットリフィルで記載することにしています。
海外製品全般に言えることですが年々価格が上昇しています。
気になった方は早めの購入がいいかもしれません。
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