カスタマイズ

リフィルアダプターの作り方(4C規格→LAMY(ラミー)用(LM-16))

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記事公開日:2021年8月8日

リフィルアダプター(4C規格→LAMY(ラミー)用(LM-16))の作成方法(自作方法)を紹介します。

iungoバージョン」と「OHTOバージョン」があります。

動作は LAMY Safari で確認しています。
金属のペン先のボールペンは口径が小さいため使用できません。

2021年に発売された xevo(セヴォ)も使用できません
加工が必要となります。

この記事では作り方を紹介していますが、すでに商品化されています。

購入する方が良い方はチェックしてみてください。

  • ※:4C規格 に関しては下記の記事をご覧ください。
    > リフィルの規格(種類)
    (ブログ内のリンクです)
  • 注意点

    「4C規格」は俗称で本来JIS規格では「D型」という規格です。
    ZEBRAの替え芯「4C-0.4芯」、「4C-0.5芯」… の「4C」が元となっています。ZEBRAは他社より芯径が少し太いので注意してください。

    リフィルアダプターの作り方(4C規格→LAMY(ラミー)用(LM-16))

    作り方(iungoバージョン)

    iungoバージョン のリフィルアダプターの作り方です。

    用意するもの

    材料

    材料 1

  • iungo ゲルインクの空き容器
    ※ 下の画像は既にペン先の金属を取り除き洗浄したもの

  • 材料 2

  • 竹串(直径 2.5mm 程度の加工が可能な棒状のもの。2.5mmですと後方の樹脂の留め具にピッタリハマります)
  • 工具


    工具 1

  • ペンチ(ペン先を取り除く際に使用)

  • 工具 2

  • ハサミ

  • 工具 3

  • 竹串を切るもの(下記の記事参照)
  • ※ 私がいろいろなものを切断する際に使用しているものは下記の記事をご覧ください。
    > ホビールーター
    (ブログ内のリンクです)

  • 工具 4

  • キリ(千枚通し)
  • 下の画像が以前、私が使っていた 工具 4 (キリ)の画像です。

    最近ではキリではなくハンドドリルを使っています。
    ハンドドリルがあればベストなのですがキリでも十分できるのでわざわざ買う必要もないかと個人的には思います。

    作成手順


    STEP1

  • 使い切った iungo リフィル のペン先をペンチで挟んで樹脂軸から外す。
  •  
    画像はありません。


    STEP2

  • STEP1 の樹脂筒の中をよく洗う

    ※ 若干のインク残とインク漏れ防止のためのベタベタしたもの(逆流防止体)が塗布してありますので、台所用洗剤等でキレイに洗います。

  •  
    画像はありません。


    STEP3

  • 竹串を切断する
  • おすすめは 26mm
    好みで調節してください。


    STEP4

  • STEP2 ので用意した樹脂筒の細くなっている箇所からハサミでカットする(簡単に切れます)。
    ※ 上がカットした状態
  •  


    STEP5

  • STEP4 の樹脂筒の先端の穴を広げます。4C規格のリフィルを差しながら調整します。
  • 若干キツイくらいがいいです。
    少しずつ確認しながら広げてください。広げすぎると戻せません!


    STEP6

  • 各パーツをセットする
  •  


    以上です。

    作り方(OHTOバージョン)

    OHTOバージョンのリフィルアダプターの作り方です。

    用意するもの

    材料

    材料 1

  • OHTOゲルインクの空き容器(PG-105NP)
    ※ 下の画像は既にペン先の金属を取り除き洗浄したもの

  • 材料 2

  • つまようじ

  • 材料 3

  • 4C規格 ジェットストリーム のペン先に付属している半透明の樹脂製の筒(必須ではないです)
  •  
    これです。
     

    工具


    工具 1

  • ペンチ(ペン先を取り除く際に使用)

  • 工具 2

  • ハサミ

  • 工具 3

  • つまようじを切る および 削るもの(下記の記事参照)
  • ※ 私がいろいろなものを切る・削る際に使用しているものは下記の記事をご覧ください。
    > ホビールーター
    (ブログ内のリンクです)

  • 工具 4

  • キリ(千枚通し)

  • 下の画像が以前、私が使っていた 工具 4 (キリ)の画像です。

    最近ではキリではなくハンドドリルを使っています。
    ハンドドリルがあればベストなのですがキリでも十分できるのでわざわざ買う必要もないかと個人的には思います。

    作成手順


    STEP1

  • 使い切った OHTO リフィル のペン先をペンチで挟んで樹脂軸から外す。
  •  
    画像はありません。


    STEP2

  • STEP1 で用意した樹脂筒の中をよく洗う

    ※ 若干のインク残とインク漏れ防止のためのベタベタしたもの(逆流防止体)が塗布してありますので、台所用洗剤等でキレイに洗います。

  •  
    画像はありません。


    STEP3

  • STEP2 で用意した樹脂筒の細くなっている箇所からハサミでカットする(簡単に切れます)。
    ※ 上がカットした状態
  •  


    STEP4

  • STEP3 で用意した樹脂筒の先端の穴をキリで広げます。4C規格のリフィルを差しながら調整します。
  • 若干キツイくらいがいいです。
    少しずつ確認しながら広げてください。広げすぎると戻せません!


    STEP5

  • つまようじをカットする
  • つまようじの場合、太さにより後方の黒いキャップに入り込む長さ異なります。
    ですので、”何mmに切断する” ということではなく、”出ている長さ” で判断してください。

    おすすめは 22mm
    画像の赤線の長さです。好みで調節してください。


    STEP6

  • セットする準備をする。
    つまようじにジェットストリームの樹脂筒を付けることでぐらつきを防止します。
    樹脂筒は必須ではありません。テープ等でも代用できます。
  •  


    STEP7

  • 各パーツをセットする
  •  


    以上です。

    まとめ

    材料がそろえば再現性・完成度は高いです。

    完成度はかなり高いものですが…

    注意点

    メーカー推奨の使い方ではありませんので自己責任でお願いいたします。
    > カスタマイズ時の注意点はこちら をご覧ください

    最後まで読んでいただきありがとうございました。
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    文房具(特に筆記具)が好きなサラリーマン。万年筆142本(2025年1月時点)、ボールペンも約100本・シャープペンは約50本、木軸ペン、その他筆記具(フェルトペン、蛍光ペン 等々)も数え切れないほど購入しています。最近は海外のお店から万年筆のペン先を購入し、カスタマイズを楽しんでいます。壊してしまった万年筆が何本もあります。

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