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パイロット スペア式サインペン ノンカラー(カートリッジ式サインペン|採点ペン)

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記事公開日:2021年7月22日

パイロット スペア式サインペン ノンカラー です。「スケルトン」、「クリア」、「透明」の方がしっくりきますが正式には「ノンカラー」のようです。

個人的には「やっと出たかぁ~」という印象です。

サインペン、フェルトペン 絶対ペンケースに入っているわけではないけど、あるといろいろと便利なやつ、今回は 「パイロット スペア式サインペン ノンカラー」 です。

この記事でわかること

■ パイロットスペア式サインペンの特徴
■ ライバル商品(?)

パイロット スペア式サインペン

パイロット スペア式サインペン(価格 1,000円(税抜))です。
簡単にいうと ”万年筆のカートリッジが使えるサインペン” です。

小学校の先生が採点の時に使ってたりしたのかな…(使っていた気がする)。



画像の上の ”赤軸” と 真ん中の ”黒軸” は以前から発売していたものです。
最近、一番下(手前)の「ノンカラー」が発売されました。

ライバル商品

こちらはプラチナ万年筆の「採点ペン ソフトペン」とパッケージにも大きく記載して販売されている同じコンセプト(カートリッジが使えるサインペン)の商品です。おそらくパイロットも「採点用に使ってね」という同じようなコンセプトなのでしょう。どちらが先の発売なのかはソースを見つけられませんでした…。

私は採点はしないのでTODOリストのチェックを付けるためのボックスを書くのに使用していました。

小学校の先生たちは ”ある程度太い線が書ける”、書くボリュームが多いためすぐに ”インクがなくなるので補充できる” ようにこれらの商品を使用する(勝手な妄想です)のでしょうが、私は違います。

サインペンで ”自分の好きな色のインクを使いたい”、”100円 サインペンは嫌、高級感があるのがいい”(ぺ〇てるのサインペンをイメージしました)です。

高級感を優先すると下の画像の ITOYA110 の ペンジャケット になるのでしょうね…。
これだと市販されているインク色しか使えないです。

特徴

第一印象

話を戻しまして「パイロット スペア式サインペン ノンカラー」の特徴です。
なんと言っても ”万年筆のカートリッジインクが使える” です。
その他としてはキャップ式(ネジ式)でペン先が乾きにくいです(乾くことを気にするのって万年筆ユーザーだけなのか?とふと思いました)。
意図して測定したわけではないので実際の期間はわかりませんが、ネジ式のキャップのため数ヶ月放置してもペン先が乾燥することはありません。私は最低でも半年は放置していました。
万年筆ほど繊細な商品ではないですものね。

既に発売されていた ”黒”、”赤” と比較して非常にライトな印象です。
明るい色のインクを入れればさらに際立ちます。

下の画像は ペンスタ磐田 の「碧瑠璃」を入れたものです。
光の具合と青なのでそこまでインクの色が映えていないですね…。

気になるポイント

気になるポイント 1

安っぽく見えるところです。
本体、カートリッジ 4本、替えのペン先 1本 で 1,000円 を考えるとこんな感じなんですかね。
ペン芯部分(毛細管現象のパーツ)のコストがかかるんでしょうか…。

プラス 2,000円 でもいいのでもっと高級感のあるものが出たら私は絶対買います。

気になるポイント 2

キャップがネジ式であることです。
キャップ式の方が確かに乾燥に強いですが、おそらくメインターゲットが万年筆ユーザーでないと思う(勝手な想像)ので、嵌合式(パチン!のタイプ)の方が良いのでは?と思います。
私は万年筆が好きなので気になりませんけど…。
ちなみに プラチナ万年筆 の「採点ペン ソフトペン」は スリップシール機構 と同じ様にバネがあり乾燥を防いでくれます。

下の画像はキャップを閉める前。バネが少し見えます。

下の画像はキャップを締めた後。バネが見えなくなってます。

番外編 イマイチポイント(既存製品向け)

”黒”、”赤” の金属部分が ”金色” なのがイマイチなんですよね。

”黒”軸 は ”黒 × 金” でいわゆる ”仏壇カラー” ですよ。
”黒 × 銀” だったら良いのにと思うのです。

サイズ・重さ

全長123mm
本体のみ116mm
キャップポストした時の長さ147mm
軸最大径13.0mm
キャップ最大径(クリップ部は除く)13.1mm
重さ(本体のみ)10.2g

自分の好きなインクが使える

カートリッジが使えるので好きな万年筆インクが使用できます。
空のカートリッジにシリンジ等で詰め替えればOKです。

コンバーター(CON-40)もセット出来ますが、おそらく付けたままでインクの吸い上げが出来ないと思われます…(訂正:インクは吸入可能です。吸入方法はこの後記載します)。
その場合、コンバーターを外してからインクを吸い上げてセットすることになります。
この方法だとコンバーターの便利さが半減です。わざわざ買う必要(価格 400円(税抜))もありますし。
ですので、空きカートリッジにシリンジで注入の方が良いと個人的には思っています。

2022年5月 追記
色彩雫のカートリッジインクが発売されました。
スペア式サインペンにそのままセットできて使える幅が増えました。

コンバーターは一応使える

メーカーとしては推奨はしていない(想定もしていない?)ので自己責任での使い方となりますが、コンバーターをつけた状態でインクの吸入をすることは可能です。

下の画像の位置境目(チップとの境目)までインクに浸して吸入すれば吸入可能です。

ただ、インクが想定の逆から入ってくることになるのでインク漏れ等の問題が発生しないとも言い切れませんので注意が必要です。

注意点

メーカー推奨の使い方ではないので自己責任でお願いいたします。

まとめ

ちょっとだけ高級な自分の好きなインクを使える「パイロット スペア式サインペン」。

万年筆のカクノのクリア軸でも盛り上がった(私はやってませんが…)カスタマイズ、デコレーションも楽しめておすすめです!

カスタマイズ、デコレーションは「カクノ クリア デコ」、「カクノ クリア カスタマイズ」等で検索するとたくさん出てきますので気になった方は見てみてください。

独り言…

今だと「からっぽペン」が流行っているのでしょうか?
からっぽペンを高級な感じにできるカスタマイズ考えてみようかな…。

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文房具(特に筆記具)が好きなサラリーマン。万年筆は約100本・ボールペンも約100本・シャープペンは約50本、木軸ペン、その他筆記具(フェルトペン、蛍光ペン 等々)も数え切れないほど購入しています。最近は海外のお店から万年筆のペン先を購入し、カスタマイズを楽しんでいます。壊してしまった万年筆が何本もあります。

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