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カスタマイズ

リフィルアダプターの作り方(4C規格→G2規格)

紙とペンのブログ管理者
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記事公開日:2021.07.09

この記事は

  • 「このインク良いんだけど、このペンで使えないかな…」
  • 「このペンかっこいいんだけど、書き味がイマイチなんだよね…」

と思った時に使用する ”リフィルアダプター” の作り方です。

この記事は「G2規格」のリフィル(替え芯)規格を使用しているボールペンでの使用が前提 です。

この記事でわかること

■ 4C規格 を G2規格(パーカータイプ) にするリフィルアダプターの作り方


今でこそ市販されていますが、10数年前からリフィルアダプターを自作していました。 G2規格以外のリフィルアダプターの作り方 もありますのでご覧ください。

この記事は「4C規格」 を 「G2規格」 にするためのリフィルアダプターの作成手順となります。

※:「4C規格」、「G2規格 」に関しては下記の記事をご覧ください。
> リフィルの規格(種類) (ブログ内のリンクです)

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注意点

「4C規格」は俗称で本来JIS規格では「D型」という規格です。
ZEBRAの替え芯「4C-0.4芯」、「4C-0.5芯」… の「4C」が元となっています。ZEBRAは他社より芯径が少し太いので注意してください。

リフィルアダプターの作り方(4C規格→G2規格)

作り方(iungoバージョン)

iungoバージョン のリフィルアダプターの作り方です。

用意するもの

材料

材料 1

  • iungo ゲルインクの空き容器
    ※ 下の画像(材料 2 の下の画像)は既にペン先の金属を取り除き洗浄したもの

  • 材料 2

  • 竹串(直径 2.5mm 程度の加工が可能な棒状のもの。2.5mmですと後方の樹脂の留め具にピッタリハマります)
  • 工具


    工具 1

  • ペンチ(ペン先を取り除く際に使用。なくても可)

  • 工具 2

  • ハサミ

  • 工具 3

  • 竹串を切るもの(下記の記事参照)
  • ※ 私がいろいろなものを切断する際に使用しているものは下記の記事をご覧ください。

  • > ホビールーター
    (ブログ内のリンクです)
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    工具 4

  • キリ(千枚通し)
  • 以前、私が使っていた キリ の画像です。


    最近ではキリではなくハンドドリルを使っています。
    ハンドドリルがあればベストなのですがキリでも十分できるのでわざわざ買う必要もないかと個人的には思います。

    私が使用しているハンドドリルです。

  • > ハンドドリル
    (ブログ内のリンクです)
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    作成手順


    手順 1

  • iungo リフィル のペン先をペンチで挟んで樹脂筒から外す。
  • 画像はありません。


    手順 2

  • 手順 1 で用意した樹脂筒の中をよく洗う

    ※ 若干のインク残とインク漏れ防止のためのベタベタしたもの(逆流防止体)が塗布してありますので、台所用洗剤等でキレイに洗います。

  • 画像はありません。


    手順 3

  • 竹串を切断する
  • 私の場合、22mm
    好みで調節してください。


    手順 4

  • 手順 2 で用意した樹脂筒の細くなっている箇所からハサミでカットする(簡単に切れます)。
    ※ 上がカットした状態

  • 手順 5

  • 手順 4 で用意した樹脂筒の先端の穴をキリで広げる。4C規格のリフィルを差しながら調整する。
  • 若干キツイくらいがいいです。
    少しずつ確認しながら広げてください。広げすぎると戻せません!


    手順 6

  • 各パーツをセットする

  • 以上です。

    作り方(OHTOバージョン)

    OHTOバージョンのリフィルアダプターの作り方です。

    用意するもの

    材料

    材料 1

  • OHTOゲルインクの空き容器(PG-105NP、PG-107NP)
    ※ 下の画像(材料 3 の下の画像)は既にペン先の金属を取り除き洗浄したもの

  • 材料 2

  • つまようじ

  • 材料 3

  • 4C規格 ジェットストリーム のペン先に付属している半透明の樹脂筒(必須ではないです)
  • これです。

    工具


    工具 1

  • ペンチ(ペン先を取り除く際に使用。なくても可)

  • 工具 2

  • ハサミ

  • 工具 3

  • つまようじを切る および 削るもの(下記の記事参照)
  • ※ 私がいろいろなものを切る・削る際に使用しているものは下記の記事をご覧ください。

  • > ホビールーター
    (ブログ内のリンクです)
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    工具 4

  • キリ(千枚通し)
  • 以前、私が使っていた キリ の画像です。


    最近ではキリではなくハンドドリルを使っています。
    ハンドドリルがあればベストなのですがキリでも十分できるのでわざわざ買う必要もないかと個人的には思います。

    私が使用しているハンドドリルです。

  • > ハンドドリル
    (ブログ内のリンクです)
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    作成手順


    手順 1

  • OHTO リフィル のペン先をペンチで挟んで樹脂筒から外す。
  • 画像はありません。


    手順 2

  • 手順 1 で用意した樹脂筒の中をよく洗う

    ※ 若干のインク残とインク漏れ防止のためのベタベタしたもの(逆流防止体)が塗布してありますので、台所用洗剤等でキレイに洗います。

  • 画像はありません。


    手順 3

  • 手順 2 で用意した樹脂筒の細くなっている箇所からハサミでカットする(簡単に切れます)。
    ※ 上がカットした状態

  • 手順 4

  • 手順 3 で用意した樹脂筒の先端の穴をキリで広げる。4C規格のリフィルを差しながら調整する。
  • 若干キツイくらいがいいです。
    少しずつ確認しながら広げてください。広げすぎると戻せません!


    手順 5

  • つまようじをカットする
  • つまようじの場合、太さにより後方の黒いキャップに入り込む長さ異なります。
    ですので、”何mmに切断する” ということではなく、”出ている長さ” で判断してください。


    手順 6

  • セットする準備をする。
    つまようじにジェットストリームの樹脂筒を付けることでぐらつきを防止します。
    樹脂筒は必須ではありません。テープ等でも代用できます。

  • 手順 7

  • 各パーツをセットする

  • 以上です。

    作り方を記事にしようとした理由

    商品化されているので作り方を紹介する必要はないとは思っていました。

    実際、私も購入しました。
    ですが、実際のところ、ほとんど使っておりません。


    理由は「ペンに当たる所が金属製で本体を削ってしまうのではないか?」という不安を拭えなかったからです。
    商品化されているのでおそらく問題なく使えるとは思うのですがどうしても怖くて…。

    もしかしたら同じ考えの人がいるのではないかと思い、作り方を紹介することにしました。

    全然、気になりません!」という方は下記をチェックしてみてください。

    接触音が気になる方

    4C規格(D型)のリフィルのペン先はG2規格と比較して0.数mmレベルで細いです。

    そのため、筆記の際、接触音(カチカチする音)がすることがあります。

    気になる方はマスキングテープ等を巻くことをおすすめします。

    おすすめのマスキングテープは こちら
    (ブログ内のリンクです)

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    マスキングテープ(シルバー)
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    まとめ

    再現性・完成度ともに高いと思います。

    個人的には iungo のゲルインクは常に使っているので材料が集めやすいです。
    OHTOのゲルインクはたまにインク漏れを起こすことがあるので最近は使っていません。

    チェックポイント

    ■ OHTO バージョン
     ・1本単位でパーツを購入できるので安い
     ・爪楊枝なので切断しやすい

    ■ iungo バージョン
     ・長さ調節が不要


    完成度はかなり高いものですが…

    注意点

    メーカー推奨の使い方ではありませんので自己責任でお願いいたします。
    また、リフィル製品の仕様変更等でこれまで記載の方法で再現出来ない可能性もあり得ますのでご注意ください。

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    紙とペンのブログ管理者
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    文房具(特に筆記具)が好きなサラリーマン。万年筆は約100本・ボールペンも約100本・シャープペンは約50本、木軸ペン、その他筆記具(フェルトペン、蛍光ペン 等々)も数え切れないほど購入しています。最近は海外のお店から万年筆のペン先を購入し、カスタマイズを楽しんでいます。
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