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ファーバーカステル hexo(ヘキサ)|レビュー(Faber-Castell|ボールペン)

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記事公開日:2021年11月20日

ファーバーカステル hexo(ヘキサ 、リニューアルモデルです。
シンプルかつおてごろな価格(ファーバーカステルブランドの中では)でカッコいいファーバーカステルのボールペンです。

hexo(ヘキサ)ボールペン いいところ

無駄のないデザイン
全く無駄のないデザイン。
デザインもシンプルですがカラーもほぼ一色で非常にクールです。
安定した筆記が可能
軸が金属製で芯を出す時、ツイストするのが天冠部。
ツイスト式のボールペンは芯を出すためのツイスト部分が中央付近にあることが多く、筆記の際、誤って芯が引っ込んでしまうことがあります。
hexo は芯を出す時にひねるのが天冠部のみです。そのため、筆記の際に芯が引っ込んでしまう心配がありません。
低粘度インクが使える
リフィルがG2規格。
初期装填されているリフィルは昔ながらの油性インクです。
しかし、G2規格のため、”ジェットストリーム”、”easyFlow” を使うことができます。
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基本情報

価格は 2023年8月 現在

商品名hexo(ヘキサ)
価格(税抜)3,500円
芯の出し方ツイスト式
替え芯 メーカーオリジナル B字
(G2規格)
全長(※ 1)138mm
同軸最大径(※ 2)10.5mm
重さ16.3g

※ 1 : 芯を出していない状態
※ 2 : クリップ含まず

この記事でわかること

■ ファーバーカステル hexo(ヘキサ)の特徴・スペック

ファーバーカステル hexo(ヘキサ) ボールペン

先日発売され購入した LAMY xevo に似ていて、スマート で カッコいい です。
xevo と比較して、こちらは金属製の軸なのでしっかりした作りです。
xevo の作りが悪いというわけではないですが、やはり金属軸は安心感があります。
アルミ製ですので軽くて扱いやすいです。
そして、ファーバーカステルでこの価格。おてごろ価格だと思います。やはりファーバーカステルはお高い印象ですので…。

ファーバーカステル とは?

世界の筆記具メーカーで最も長い歴史を持つドイツのメーカーです。
筆記具、画材、デザイン用品など幅広く展開しています。

特徴

無駄のない、無駄がないデザインです。
ファーバーカステルが生み出したと言われる鉛筆の形状と同じ六角形です。
商品名はギリシャ語の 「6」(hexa)の意味も兼ねているんですかね?
少し調べてみます。

”品” がある

さすがファーバーカステル。どこか品があります。
そして、このブラック、本当に ”真っ黒” です。ブランド名とブランドロゴのプリント以外、黒一色です。

形状

先端から後方部まで六角形でストレートな形状です。六角形ですが角が丸められています。
クリップがあるので止まりますが、回すと転がります。
装飾等はなく、必要最低限のものしかないです。
強いていえば軸の先端が少し太くなっているところでしょうか。

作り・スペック

作り

軸はアルミアルマイト加工(※)マット仕上げです。
ノック部、リップは金属製、口金は樹脂製です。

※:アルマイト加工 ~ アルミを意図的に酸化させ、酸化皮膜でコーティングすることにより耐腐食性、耐摩耗性を高める技術

芯の出し方

芯の出し方はツイスト式です。
天冠を回すと「シュッ!」(速度が早い)と芯が出てきます。

下の画像の天冠を回します。
回しやすいように溝があります。
ITOYA NO.3 の竜頭(りゅうず)に似ていますね…。

画像では少しわかりにくいですが、天冠にブランドロゴ(鉛筆を持った騎士の馬上試合)が刻印されています。

このマークです。

リフィルの交換

リフィルの交換は口金を外し、リフィルを交換します。
リフィルはうれしい G2規格。

下の画像の口金部分から外れます。

この接続部以外、切れ目はありません。

クリップ

クリップは金属製の大きめな目のもので、ほどよい硬さです。

クリップのマットな質感が個人的には好きです。
”ざらつく” というのとは違うのですが、ほどよく引っかかりのある感じです(伝わりにくいですね)。

軸もこの質感だったら良かった…。

サイズ・重さ

計測箇所サイズ
全長(※ 1)138mm
胴軸最大径 (※ 2)10.5mm

※ 1:芯を出していない状態
※ 2:クリップ部を除く

計量パーツ重量
全体(※ 3)16.3g

※ 3:純正リフィル装填時

バランス

重心位置の画像です。気持ち後ろです。
重たいペンではないのであまり気にしなくてもいいレベルです。
ですが、天冠が金属製で重量があるため多少振り回されます。

書き味

B字、黒 が初期装填されています。
書き味は…、B字なので書き始めれば多少はなめらかですがファーバーカステルの書き味です。
書き出しがかなりの確率でかすれます。

日本製の低粘度インクに慣れている人ですと重たい書き味になります。
昔ながらのボールペンの書き味です。

しかし、G2規格 なので 三菱鉛筆 ジェットストリーム が使用できます。

カラー展開

この記事の「ブラック」以外に下記のカラー展開です。

  • ブルー
  • ブロンズ
  • シルバー

気になるところ・いいところ

気になるところ

■ 口金が樹脂製(※ 1)
■ 書き出しがかすれる、書けないことが多い(※ 2)

※ 1:樹脂製のおかげで筆記時のペン先と口金の接触音がしないということもありますが…
※2:これはもう ジェットストリーム か easyFLOW に任せましょう

いいところ

■ 金属軸でしっかりした作り
■ 黒一色でカッコいい
■ 筆記の際、グラつきがない
■ リフィルが G2規格

下の画像はペン先です。加工精度が高めなのと樹脂のため(金属よりはクッション機能が働く)、グラつき・接触音(筆記の際のカチカチ音)はありません。

まとめ

さすがはファーバーカステルです。
ファーバーカステルのこの価格でこの作りはすばらしいです。
ブラックなのがよかったのかもしれません。カッコいいです。

個人的には、”軸の質感” と値段がアップしてもいいので ”口金が金属製” だったら完璧だと思います。あとリフィルの書き味…。

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