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万年筆

【レビュー】モンブラン マイスターシュテュック ル・グラン 146 プラチナライン(MONT-BLANC|万年筆)

紙とペンのブログ管理者
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記事公開日:2021.09.23

モンブラン マイスターシュテュック ル・グラン 146 プラチナライン> 口コミをチェック ※] です。
モンブランの万年筆で 1本だけ選ぶとしたらこの 146 を選びます。
※ : 楽天みんなのレビューに移動します

この記事でわかること

■ モンブラン マイスターシュテュック ル・グラン 146 プラチナラインの特徴・スペック

「いよいよ モンブラン の万年筆」です。
おすすめできますが価格が…。ですよね。

”いよいよ” というのはどうしても ”自分がモンブランを語っていいの?” というのが先行してしまうほど、モンブランの万年筆は敷居が高い(勝手なイメージ)です。
語る 以前 に ”自分がモンブランを持つのにふさわしい人間なのか?” という考えが先行してしまい、「買う?」、「買わない?」を長い時間迷いました。

きっと最後は購入するのだろうから、この「迷っている時間がもったいない」と思い、購入に至りました。

同じ様な考えの方の少しでもお役に立てればと思います。

マイスターシュテュックはペンとしての機能性はもちろんすばらしいのですが、心を豊かにしてくれる(万年筆の)一本だと感じています。

モンブラン マイスターシュテュック ル・グラン 146 プラチナライン

モンブラン マイスターシュテュック ル・グラン 146 インク補充方法が吸入式の万年筆です。
以降、「146」 と記載します。

カラーは「ブラック × シルバー」の プラチナライン です。

実用的な万年筆

本物の万年筆を感じることができる万年筆です。
そして、実用的な万年筆。

モンブランの象徴、ホワイトスターです。

モンブランのイメージと言えば…

  • 高級(高そう)
  • ホワイトスター
  • ファッションブランド?筆記具ブランド?
  • 万年筆・ボールペン
  • 文豪達が使っている、使っていた

といったところでしょうか。

ただ、ブランド力、知名度、価格 に恥じない万年筆です。
ペン先で紙をなでただけでしっかりとした文字を書くことができます。

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特徴・スペック

特徴

大きさ

大きさ比較のために並べてみました。
上から セーラー万年筆 プロフィット21、プラチナ万年筆 #3776 センチュリー、ペリカン M805。

一番下が 146 です。

形状

”THE 万年筆” という形状です。万年筆の基本の形ですね。
そもそも、マイスターシュテュックが万年筆の形の原型?!


ペン先

ペン先には 4810、ホワイトスター、14金 が刻印されています。
キレイなバイカラーです。

サイズ・重さ

計測箇所サイズ
全長146mm
キャップをはずした長さ127mm
キャップポストした時
の長さ
161mm
キャップのみの長さ71mm
胴軸最大径13.4mm
キャップ最大径
(クリップは除く)
15.5mm
計量パーツ重量
全体26.0g
軸部のみ16.0g
キャップのみ10.0g

サイズ比較

マイシュターシュテュック 149 とのサイズ比較表です。

146149
長さ146mm149mm
キャップを外した長さ127mm133mm
胴軸最大径13.4mm15.4mm
全体の重さ26.0g32.2g
胴軸のみの重さ16.0g21.4g

作り

レジン

クリップ、留め金以外 はレジン製です。
”モンブラン プレシャスレジン” といわれるレジンです。

他社のレジンよりもしっとり手に馴染みます(馴染む気がします)。

キャップ

キャップはネジ式です。
乾燥にはかなり強いです。

インク窓

インクが入っていない状態です。

ブルーブラック系のインクが少し入っている状態です。

バランス

バランスが良い

筆記の際は、キャップポストしても、しなくてもどちらもバランスがいいです。
個人的にはキャップポストしない方がしっくりきます。

長時間筆記も疲れにくい

どちらにしても軸が太めでなだらかな流線型、かつ プレシャスレジン のおかげでしっとりと手に馴染み、長時間の筆記でも疲れにくいです。

重心

重心位置の2画像です。
まず、キャップポストした場合、キャップの一番太い箇所で、中心よりやや後ろです。

キャップポストしない場合、中心よりやや後ろです。

書き味・字幅

書き味

インクフローは非常に潤沢です。
ただ、節度を持った潤沢さで、当然のことながら紙質にもよりますが、滲みを生むほどではありません。
書いていてとても気持ちがいいインクフローです。

硬めのペン先でインクフローが潤沢なため、速記も可能です。
149 は大ぶりで普段使いには向かないですが、146 は大きすぎず普段使いにもってこいのサイズです。

字幅

私の所有しているものは極細です。
海外製(ウエスタンニブ)によくある ”日本製と比較して太め” の字幅です。
日本製に例えると細字から中細といった感じです。

下の画像は字幅のサンプルです。
紙はニーモシネ 5mm 方眼です。

モンブランのペンポイントは長めに研ぎ出されています。
そのため、セーラー万年筆の ”長刀研ぎ” とまではさすがに行きませんが角度によって、少し太めの文字を書くことができます。

他のブランドの万年筆の場合、ペン芯とニブがしばらく使っているとわずかですがズレることがあります(手で直せるレベル)。
しかし、モンブランに関しては全くズレません。
小さな事かもしれないのですが、非常に安心感があります。
ペリカンもズレません。ペリカンの場合、金属で固定されているためだと思います。

気になるところ

個人的には下記の点が気になります。

気になるところ

■ 販売価格が高い(※ 1)
■ 純正のインク以外を使用すると保証外になることがある(※ 2)
■ ペンクリニック等で断られることがある(※ 3)
■ キャップを閉める時の回転数が多い(※ 4)
■ 軸にキャップの接触で発生するキズが目立つ(※ 5)
■ 分解するのに専用の工具が必要。かつ難しい(※ 6)

※ 1:これは仕方ないんですかね。値段を忘れさせてくれる素晴らしいものではありますが、簡単に買える値段でないのも否定できません。
※ 2:有名な話(?)でモンブラン以外のインクを使うとインク起因でない場合も保証対象外となる場合があります。
※ 3:こちらも有名な話(?)で調整等を断られることがあるようです。
※ 4:これまであまり気にしたことがなかったのですが、ペリカン 約1回転でキャップが締まりますが、モンブランは 約1.5回転必要です。149 は約2回転ですが…。大した差ではないか?!
※ 5:これは樹脂製軸すべての万年筆で共通の悩みではありますが、キャップポストすれば軸の後方、キャップを閉める際のキャップの端が当たるところにキズが付きます。光沢仕上げの軸なので目立ちます。このキズも勲章と思えるくらいがおとななのかもしれません…
※ 6:自分で分解せず、メーカーにお願いするのが正しいです(分解すると当然のことながら保証対象外になります)。自分でメンテナンスするには専用の工具が必要です。そして、分解して再度使えるようにするのが少し難しいです。

まとめ

私が所有している万年筆の中でもっと早くに購入していれば良かったと思う一本です。
確かに高価なものではありますが毎日使うと思えばそこまで高いものではないはずです。

”筆記具” としての機能はもちろんなのですが、所有欲とはまた別の心を豊かにしてくれる魅力があります。さすが、モンブラン。

しかし、実は、会社等の人前で使ったことはなく、もっぱら自宅、もしくはカフェ等の外出先でしか使ったことはありません(お恥ずかしい話ですが、モンブランにふさわしい人間と個人的に認めていないと同時に周りの目を気にしている自分がいます。情けない…)。早くモンブランが似合う男になりたいものです。

最高の一本、一生モノの一本の万年筆、モンブラン マイスターシュテュック ル・グラン 146 プラチナライン でした。

購入検討の際にお役立てください。

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紙とペンのブログ管理者
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文房具(特に筆記具)が好きなサラリーマン。万年筆は約100本・ボールペンも約100本・シャープペンは約50本、木軸ペン、その他筆記具(フェルトペン、蛍光ペン 等々)も数え切れないほど購入しています。最近は海外のお店から万年筆のペン先を購入し、カスタマイズを楽しんでいます。
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